ほりうち(ccbu8181) 2016-09-20 21:10:09 |
平成28年9月16日
東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線 岐阜羽島駅〜米原駅間におけるトンネル充填材の流出について 平成28年9月16日、東海道新幹線岐阜羽島駅〜米原駅間の関ヶ原トンネルにて使用したトンネル補修用の充填材(セメント系材料)を誤って河川に流出させたことが判明しました。概要は以下の通りです。 1.発生日時 平成28年9月16日(金)2時15分頃 ※トンネル内の水路に流出した時間 2.発見場所 黒血川(くろちがわ) (東海道新幹線 岐阜羽島駅〜米原駅間 関ヶ原トンネル付近) ※住所:岐阜県不破郡関ヶ原町山中(米原駅から東京方面へ約18km) 3.流出物 トンネル裏側の隙間を充填するために用いる材料の一部 ※材質:セメント系材料 4.概況 9月15日夜から16日にかけて関ヶ原トンネルで実施したトンネル工事において充填材の配管が詰まるトラブルが発生し、その対処過程において、トンネル補修用の充填材を誤ってトンネル内の水路に流出させました。16日6時40分、黒血川付近を通行する一般の方が川の一部が泡立っているのを認め、当社に連絡がありました。その後、調査を行ったところ、最大約2.8m3の充填材がトンネル内水路を経由して黒血川に流出していたことが判明しました。 現在、流出した充填材の回収作業を実施しております。 5.その他 ・現在、充填材の流出は止まっています。 ・本件を岐阜県へ報告しました。 ・環境への影響は、界面活性剤による水生生物への影響等が考えられますが、当社水路と黒血川との合流点付近にて、水生生物の死滅等の影響を確認しています。流出した充填材については現在回収中です。なお、現在は当該箇所にオイルフェンスを設置しているため、下流への流出は防止しています。 ・列車運行や、トンネルの安全・強度に問題はありません。 |
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