ぱしと/荒木(pmvn7205) 2009-09-29 23:30:28 |
皆さん、こんばんはです。
満鉄系の蒸機をテーマにした写真展がもう一つ開催されていますので、ご紹介します。 ■幻の超特急「あじあ号」写真展 〜富山治夫 会場:汐留メディアタワー(共同通信社本社ビル)3F ギャラリーウォーク 港区東新橋1-7-1 TEL: 03-6252-8086 ゆりかもめ・都営大江戸線:汐留駅より徒歩1分 都営浅草線・新橋駅、JR山手線:新橋駅より徒歩5分 営団地下鉄銀座線:新橋駅より徒歩7分 会期:2009年9月20日(日)〜10月18日(日) 09:00〜19:00 入場無料 会場への地図はこちら 1980年代前半に鉄道ジャーナル誌で集中して取り上げたテーマに中国があり、その中にかつて南満州鉄道の看板列車として名を馳せた「あじあ」号の牽引機であるパシナを発見する件がありました。そのタイミングと時期を同じくする形で、発見されたパシナを主軸に据えた中国の蒸機をテーマにした映画が東映で制作され1982年に「真紅の動輪」として公開されています。 今回のご紹介の写真展を主催されている富山さんは、その映画の撮影に当時関わられていたそうですが、今回の写真展は撮影されたパシナの写真を中心に構成されたものです。(パシナ以外にも北京近郊の八達嶺にある万里の長城付近を走る蒸機の様子や、北京にあった「あじあ」号の展望車であるテンイ8型の写真なども紹介されています。) 残念ながら会場はパブリックスペース的なところであるため、見学は自由に出来るものの富山さんご自身は立ち会われていない様子ですので、当時の子細なお話を伺うのは難しいかも知れません。 またこの写真展に関連して、インターネット上で当時の撮影模様などを富山さんご自身がインタビュー形式で回想した番組が放送されています。 ■写真家・富山治夫 世界の旅(制作・配信:財団法人ハイライフ研究所) 『「あじあ号」撮影の旅』 http://www.hilife.or.jp/viaggio/2009/07/post_1.html 撮影に関わるロイヤリティの話や、契約後に撮影部隊が編成してみたらムービー担当のカメラマンが入っていなくて富山さんご自身がカメラを回したなど結構生々しい話を語られています。 合わせてご案内しておきますね。 会期はまだまだありますので、お台場や旧新橋停車場鉄道歴史展示室などを見学するのに合わせて立ち寄るのも良いかも知れませんね。ちなみに鉄道歴史展示室では現在「特急“燕”とその時代」展を開催しているようです。 [煙と汽笛]、[世界の鉄道]、[メディアプラザ]各々の掲示板へのマルチポストです。 荒木 徹 |
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