松浦 良朗(dcrv4703) 2008-11-22 22:21:48 |
こん**は。
私はメインテーマにひかれて早速購入しましたが、さすがピクだけあって味わい深い記事ばかりですね・・・ 特に巻頭にいきなり欧州の山越え鉄道の歴史に関する青木栄一氏の力作を持って来るなぞさすがです。 さて、買ってから改めて注目したのがラストの付録の「【特別付録】日本鉄道線路図1966年版」です。1966年7月に鉄道図書刊行会が発行したものの再録だそうで、資料的価値は高いものの、駅名表記が全てひらがなで書かれていることもあってか、その間違いが多数あるという旨の和久田康夫氏からの苦言があり、同氏が作成された正誤表までついているというオマケつきです。こちらを見ると、特に名古屋と京都の市電が間違いだらけだったようで、当時は首都圏以外の路面電車の電停レベルでは東京に正しい読み方に関する情報が届きにくかったことが良くわかります。 ところが、実はまだまだ間違いだらけなんですね・・・ 地元の神戸市電と阪神国道線だけで、ぱっと見ただけで多くの電停名の誤りを見つけてしまいました。図上ではひらがなで書かれているものについて漢字で表記すると以下の通りです。 <阪神国道線> 左門殿橋、東大島、西大島、津門 <神戸市電> 神前町、熊内一丁目、熊内四丁目、脇浜町、脇浜町三丁目、春日野道、永沢町、湊町一丁目、西出町、大橋二丁目、大橋五丁目、大橋九丁目 うち春日野道については阪急も阪神も同じ間違いを犯しています。 もちろん大阪市電にも間違いがあり、「ばばちょう」「にしたてうりぼり」などという電停が図上に存在しています。お暇ならば、いったい全部でいくつ間違いがあるか調べてみてはいかがでしょうか? Y.Matsuura |
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