星合 英二(haez5760) 2008-10-26 23:06:53 |
みなさん、こんばんは。
本日(2008年10月26日)の朝日新聞日曜版 be on Sunday あっと!@で〜た というコラムに「貨物列車の中でのコンテナ車の推移」というものがありました。タイトルは鉄道ファン的にはちょっと奇妙に聞こえますが、要するに鉄道貨物輸送量に中でのコンテナ扱いと車扱いの割合の変化を取り上げたものです。 民営化以降、輸送量全体としては徐々に下降していますがそれは車扱いの減少によるもので、コンテナ扱いは増加傾向にある、というデータが紹介されています。理由として、原材料輸送が減る一方で「モーダルシフト」によりトラックから鉄道コンテナに転換されるケースが増えている、と記述されていました。 さて、こういう記事があるとついダウトを探したくなるのが悪い癖 (^^; で、一つは輸送量の推移を示す棒グラフの単位が「万トン」となっていること。JR貨物の昨年度の年間輸送量が3〜4万トンのわけはなく、これは「千万トン」の間違いですね。 また、かつての大量輸送品目の代表格「石灰石」がなぜ急速に減ってしまったかの説明部分が、下記のように書かれています。 >船で輸入して港からトラックで運ぶようになり激減。 う〜ん、一体どこで取材(調査)するとこういうことになるんだろう?? 石灰石は国内で自給できる稀有な原料鉱物であることは今も昔も変わりません。長距離ベルトコンベアへの転換のことまでは持ち出さなくてもいいですが、次のように書けばより短く正確になると思います。 「船やトラックで運ぶようになり激減。」 星合 英二 -- CMN v0.50gβ -- |
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