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No.593 【講談社+α文庫】新刊:図説 絶版国鉄車両
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-10-24 18:35:15
講談社から、新刊「図説 絶版国鉄車両」の発売案内をいただきましたので、ここにご紹介します。
鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康



株式会社講談社

図説 絶版国鉄車両
 今ではほとんど見かけない、乗れない、国鉄全盛期の歴史遺産!
 鉄道ファンなら必読の当時のルポ!
 名車両「乗り鉄」回顧録!

当時の列車の風景がよみがえる!
憧れだった新幹線やブルートレインから、いつもの街に溶け込んでいた近郊形電車まで、さまざまな車両を日本全国追い求めて、乗って書き下ろした旧型車評論。
国鉄時代の忘れえぬ列車の数々に、思わず自分の人生とリンクさせてしまうかも!?豊富な写真と解説で、現役を引退&引退寸前の古い車両を懐かしむ、ファン必携の回顧録!

 書  名:講談社+α文庫
      図説 絶版国鉄車両(ずせつぜっぱんこくてつしゃりょう)
 著  者:松本典久(まつもとのりひさ)
 発 行 日:2008年10月20日 第1刷発行
 発 行 者:野間佐和子
 発 行 所:株式会社講談社
 図書符号:ISBN978-4-06-28 1232-0

 本作品は書き下ろしのほか、月刊『旅』(JTBパブリッシング)、月刊『鉄道ジャーナル』(鉄道ジャーナル社)、月刊『鉄道ファン』(交友社)、『今しか乗れない国鉄型名車ガイド』(並木書房)、『JRの特急列車II』(保育社)に掲載されたルポを再編集し、大幅に加筆したオリジナル版です。

松本典久
 1955年、東京都に生まれる。東海大学卒業。出版社勤務を経て、1982年からフリーランスの鉄道ジャーナリストに。主に鉄道や旅をテーマとして執筆活動をしており、『鉄道ファン』『鉄道ジャーナル』などにルポを発表する。また、ジャンルは日本の鉄道だけにとどまらず、世界中の鉄道や、鉄道模型に関する書籍の執筆・制作にも携わっている。
 著書には『今しか乗れない国鉄型名車ガイド』(並木書房)、『カシミール3Dで見る・自分で描く空から眺める鉄道ルート』(実業之日本社)、『消えゆく「国鉄特急」図鑑』『昭和鉄道情景 路両電車篇』(以上、彩流社)、『京王電鉄ものがたり』(ネット武蔵野)、『寝台特急カシオペア』(小峰書店)、『時刻表を旅する本』(ベストセラーズ)などがある。また、編著には『はじめての鉄道模型』(成美堂出版)など多数。


図説 絶版国鉄車両 目次

はじめに 3

第1章 新幹線
0系新幹線
 夢の超特急 16
 名残を惜しむ最後の試乗 17
 6両編成になった晩年の0系 20
 山陽路を軽快に走る 21
 大阪万博の“動くパビリオン” 24
 食堂車がついに誕生 26
 新型車両の登場と0系の斜陽 29
 「最速」だけが新幹線の楽しみか 31

100系新幹線
 100系、東海道を去る 32
 新幹線としての素養 33
 速く、安く、快適に 36
 国鉄民営化さなかの車両開発 37
 100系にも存在した「食堂車」 40
 バブルに沸いた食堂車のメニュー 43
 度重なるマイナーチェンジ 44
 背の高さに目を見張る 47
 国鉄民営化とともに 49

200系新幹線
 北国を走るための厳しい条件 51
 0系の兄弟車のような外観 52
 営業列車では最高速度をマーク 56
 2つの顔をもつ200系 57
 東北新幹線の旅は仙台からがいい 62
 現存する200系の延命対策 64

新幹線概要 66

第2章 特急形電車
485系特急形電車
 交直流区間を縫う在来線特急網 72
 日本最長の営業キロ 73
 雪の青森駅を出発 76
 大雪の中、停車、停電 77
 新潟駅で乗客が入れ替わる 80
 旧国鉄色を尊ぶ旅 82
 東北から関西を飛ぶ鳥なし 84

381系特急形電車
 日本の地形が生み出した電車 87
 振り子式を味わうパノラマ列車 90
 連続するカーブをすり抜ける 93

583系特急形電車
 輸送力を補う国鉄の救世主 95
 ブルートレインを踏襲した装備 97
 3段ベッドの窮屈さ 98
 トップクラスの平均速度を誇る 102
 寝台顔で上京→特急顔で帰る 104
 朝は通勤電車として 106

特急形電車概要109

第3章 特急形気動車
キハ80系特急形気動車
 非電化地域の特急網整備 116
 25年選手の美しさに目を見張る 117
 各車両の壁色が異なるチグハグさ 120
 近鉄特急に追い越される 122
 ディーゼル特急にも食堂車が 124
 熊野道を豪快に走る 128
 入り組んだ海岸を車窓に終着駅へ 129

キハ181系特急形気動車
 山岳線区に対応するために開発 132
 非電化の山陰本線を結ぶ 133
 国鉄時代の遺物を探す 136
 関門海峡を越えて九州へ 139

キハ183系特急形気動車
 北国ならではの技術を搭載 143
 リゾート開発の波に乗った特急 144
 国鉄色のイメージとは別物の外観 147
 2階建て車両は静か 148
 防風林とどこまでも続く大地 152

特急形気動車概要 156

第4章 急行形電車
165系急行形電車
 今はなき「急行」専用車 162
 普通列車のプチ夜行に乗る 164
 ボックスシートならではの宴会 168
 ちょっと寂しげな最終列車 170

急行形電車概要 173

第5章 急行形気動車
キハ58系急行形気動車
 「急行」全盛時代の生き残り 180
 由緒正しい山陰急行 182
 マル・サンカク・シカクの謎 185
 通過駅でタブレットを授受 188
 特急の波に押される 190

急行形気動車概要 194

第6章 通勤・近郊形電車
101系・103系通勤形電車
 50年前の「エコ」車両 200
 まずは103系を求めて鶴見線 202
 101系ならではの2両編成 207

113系ほか近郊形電車
 すべての車種を求めた2日間 212
 短編成の113系 216
 211系は乗客に道徳を求める? 214
 上等な普通列車の117系 220
 7形式も乗れた鈍行の旅 222

通勤・近郊形電車概要 224

第7車 客車
24系25形・14系15形特急形客車
 風前の灯の夜行列車 230
 通勤形電車の合間を縫って登場 231
 思い出深い「さくら」に乗り込む 234
 手際よい車内改札 236
 24系と14系の併結運転 237
 ロビーカーでテーブルディナー 238
 プライバシーが守られる個室 241
 車内販売の登場 243
 機関車交換を見ておかなければ 247
 19時間の長旅の果て 250

14系特急形客車・12系急行形客車
 客車は車両単価が安いのが魅力 252
 今はなき天北線の急行に乗る 254
 シベリア鉄道を思い出す列車 257
 湿原を抜け日本最北端へ 258

50系一般形客車
 思い出のレッドトレイン 261
 ローカル線には冷房はいらない? 262
 客車特有の静かな乗り心地 265
 生活する人のための列車 266
 筑豊の山並みを堪能する 269
 汽車への憧憬 270

客車概要 272

[番外編]青函連絡船の思い出
 貨車を船で運ぶという物流 276
 全盛期の青函連絡船 278
 我先にと船に急ぐ人の光景 280
 ああ津軽海峡冬景色 282
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 「図説 絶版国鉄車両」表紙
画像サイズ: 241×354(原寸表示)