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No.536 【アート】末岡秀則氏:電車の「顔」
Mt.Tortoise(nvdh8312) 2008-09-07 17:16:41
 先日NHK教育テレビの「きらっと」という番組(再放送)で、身障者で関西在住の末岡秀則という、電車の「顔」を描くことを趣味(仕事?)としている人を紹介していました。
 それで思い出したのですが、今年6月に東京品川にある松下電工・汐留ミュージアムで「アール・ブリュット展」という展覧会を見に行ったとき、その中に彼の絵が展示されていました。「アール・ブリュット」というのは、いわば主流からはみ出したアーティストのアートという意味だそうです。
 末岡氏は、主として関西を走っている電車の先頭部の「顔」を縦長にデフォルメし、各種の電車の顔をぎっしり並べて描いています。関西地区を走っているすべての電車車両を載せているのではないでしょうか。デフォルメはしているものの、精緻に書いていて、電車をかなりよく観察しているようです。
 そのため、あちこち「乗り鉄」もしているらしく、車両の形式などは非常によく記憶しています。ただし、関西地区から出ることはあまりないようです。
 全国版での彼の展覧会などは今後行われることがあるかどうかはわかりませんが、関西地区では繰り返し開かれているのではないでしょうか。

                            Mt.Tortoise/T.亀山