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No.197 (Re:196) Re5: 【28・58系】『ちりとてちん』に登場
まるよし(cfcd3435) 2007-10-13 08:49:25
みなさん、こんにちは。福井のまるよしです。

 問題のシーンは、今朝放送されました。
 主人公が家族に故郷を旅立っていくシーンは、朝ドラの恒例ですが、母がカラオケをうたいながら主人公の乗った列車を見送る、というのは珍しいパターンです。地元出身の五木ひろしさんに、このシーンにぴったりのヒット曲があったからこそ成立したのですね。しかも、カラオケ会場に列車がさしかかって警笛を鳴らした直後に、「汽笛」という言葉が歌詞に出てくる、というのも絶妙のタイミングです。

 さて、柾岡さんのご指摘どおり、列車は明らかに西舞鶴方向へ走っていきました。小浜駅で祖母が主人公を見送ったのも、2番線の西舞鶴方面乗場なので、辻褄が合っています。
 カラオケ大会のチラシには開催時間は「16時〜18時」とありました。3月でまだ明るかったのですから、母の出番は大会開始間もなくであったようです。
 してみると、当時の時刻表を参照したところ、主人公は、
 小浜 1627 (960D) 1823 綾部 1825 (142D) 2049 京都 2053 (859M) 2127 大阪
という経路で大阪まで行ったものと推測されます。普通列車だけで行くとしたら、これが最速です。960Dは、急行「丹後1号」付属編成の折返しのようですので、急行形であった可能性は大です。
 福知山線経由だと篠山口で乗換えとなり、さらに遅くなってしまいます。福知山で特急「まつかぜ4号」に乗換えると大阪2110着ですが、まさかそれはしないでしょう。

 もぎり屋さんのおっしゃるように、列車の窓を開けることは少なくなりましたね。エアコンが完備されてその必要もなくなりましたからね。一段窓の急行形気動車はこうしたシーンにぴったりですが、残念ながら(?)アコモ改造された車内はばっちり映っていました。国鉄形車輌が引退していくと、ドラマからもああいうシーンがなくなっていくのでしょうか。


まるよし(中村よしひで)
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