ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2011-08-22 17:08:57 |
鉄道図書刊行会のご好意でご紹介しています、月刊「鉄道ピクトリアル」誌の「今月の話題」と「もくじ」です。購入の参考にしてください。
なお内容から、「NEWS RELEASE:全般」「メディアプラザ」とともに、倶楽部鉄道フォーラム「鉄道歴史談話室」掲示板でもご紹介致します。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会 鉄道ピクトリアル THE RAILWAY PICTORIAL(c) 2011年10月号 Vol.61 No.10 通巻No.854 <特集> 去りゆく鉄道風景 ISSN 0040-4047 Tetsudo Pikutoriaru 定価950円(荷造送料120円) ■今月の話題 去りゆく鉄道風景 鉄道は多岐にわたるシステムの結集によって形成され,人や物を安全に輸送する役割を果たしている.それぞれのシステムは時の経過とともに発展,変化しつつ,鉄道はより安全で快適に利用できる交通機関として今日に至っているわけであるが,その発展の過程で,新たな装置が出現する一方,消えていく装置もあり,鉄道を取り巻く風景は時々刻々と変転を重ねていく.たとえば都市近郊の中規模駅をイメージしていただきたい.1960年代,ホームの端には構内踏切,線路は茶色に染まったバラストに木製まくら木,吊掛音を響かせた電車が行き交い,改札ではラッチ内で改札鋏を握った職員が改札業務を行っている.それから半世紀,鉄道は立体交差化が進み,駅は高架や地下駅が増え,出改札も自動化されて,今日では駅をめぐる風景も大きく様変わりした. こうした鉄道の変化は,システムの発展を考えれば当然のことであり,鉄道の躍進は喜ばしいことである.ただし,それぞれのシステムには歴史があり,今日に至る経過を記録し,記憶に留めることは大いに意義深いことであろう.本号はそうした視点から,鉄道の発展の中で消えた,あるいは現在消えつつあるシステムを,感傷的な部分は抑えつつ,ハード面はもとより,そのシステムに鉄道員や利用客がどのように関わってきたかを,鉄道風景の中で捉えようと試みて構成したものである.とはいえ,近年は時代変遷のテンポも速く,個々のシステムすべてを網羅することはとうてい不可能であり,鉄道趣味的に見て興味の多いシステムをいくつか取り上げて概観することとし,戦後における総体的な流れを巻頭の総論に委ねている.鉄道の発展を支えたシステムに興味を見出していただければ幸いである. ■表 紙 明治期完成の中央本線巌山トンネルと115系 ……進藤 匡 梁川─鳥沢 2011-8-6 キヤノンEOS-1DsMkIII EF50mmF1.4 絞りf2.8 タイム1/1000 ISO320 ■グ ラ フ Nostalgic Railway(1〜8ページ) 下嶋一浩・藪下茂樹・井上英樹・山中 茂・森田 宏 ………………今泉博之・神田竜司・吉本 智・福田静二・赤座安彦 |
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