パシフィック(xndp5699) 2009-07-05 00:15:54 |
みなさん、こんばんは。
続いてのご紹介は、交通新聞社の新書シリーズです。6月15日から創刊となったできたてほやほやのもので、今のところ5冊目までが刊行されています。 001:可愛い子には鉄道の旅を 6歳からのおとな講座 002:幻の北海道殖民軌道を訪ねる 還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ 003:シネマの名匠と旅する「駅」 映画の中の駅と鉄道を見る 004:ニッポン鉄道遺産 列車に栓抜きがあった頃 005:列車時刻表に見るスイスの鉄道 こんなに違う日本とスイス 平積みになってる新書の5冊、それだけでも”鉄道”が認知されてきた証か知らんと思いつつも、どれも手にとって読みたくなるようなものばかりで(^^;)。 001は、鉄道に接することで何が知識としてつみあがるか?という感じで、まずは日本の地理、漢字の読み、etc。これから子供をダシに鉄しようというおとーさん、必見かもしれません。 002は、ほとんど記録の残っていない廃線めぐりで、これまた机上の紀行としてはマニアにはたまらないものかも。 003は、映画での出会いと別れのシーン、さまざまな事件の発端になった駅を再発見するにはこれまた映画もファンな人に。 004は鉄道近代化の歴史ですねえ。現存駅をはじめ、切符や動態・静態保存車両なども範疇ですから、幅が広いです。 で、買ったのは005のスイスの時刻表のもの。最も乗ってる海外の鉄道がスイスですし、あのネットワークダイヤのことが中心に書かれているのが出色です。幹線鉄道の閑散区間は、普通列車をすべてバス転換し、町の中心を通ることで主要駅停車の列車との便をこれまで以上に図り、駅はたぶん閉塞の区切りと非常用にしか機能しないようにしてしまうなど、目からうろこでした。 各書の概要は以下のサイトから。 http://www.kotsu.co.jp/book/shinsyo/index.html 今後もこんな鉄道シリーズで攻められると、財布がさらにシビアなことに(笑)。 |
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