ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2009-10-14 22:15:41 |
星合さん、ゆきむらさん、こんにちは。
私も週刊ダイヤモンドを購入して読みました。 特集のうち、前半の経済誌ならではの切り口が秀逸ですね。 JRを社別に分析するだけでなく、運輸・流通・広告・外食など、それぞれの事業分野でも分析しています。 通常の週刊誌であれば、せいぜい広報への取材で終わるところが、各社の社長にインタビューした記事が出ているあたりも、流石に経済誌です。 JR各社が力を入れている様子を感じていたホテル事業は、やはり採算性がよいのですね。リーマンショック依頼の不況にもかかわらず、各社の基幹ホテルが当該都市での稼働率の最上位につけるあたりは、流石としかいいようがないです。中でも、JRタワーホテル日航札幌、名古屋マリオットアソシアホテル、ホテルグランヴィア京都という高級路線のホテルが各都市のシティホテルでの稼働率トップだというのには驚きました。安いプランがなかなか出ないはずです(^^; 外食産業では、マクドナルド、すかいらーくに続く第三位の店舗売上高で、牛丼チェーン店やケンタッキーなどを上回るとは恐れ入りました。 一方で、全般を通してグループ間の壁があって、全国組織にできない点が弱みという分析もされていますね。この辺りが、今後、全国チェーン店との競合時に弱点となるのではないでしょうか。ホテルなどその典型ですよね。 現時点でのJRの様子をいろいろな角度から概観するには、なかなかよい一冊としてお勧めしたい内容と感じました。 伊藤 博康 |
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