ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-10-20 18:50:35 |
価値の高い資料の発刊を続けるジェー・アール・アールから、新たな資料発刊の案内が届きましたので、ここにご紹介いたします。
鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 有限会社ジェー・アール・アール 書 名 : 私鉄車両編成表 '07年版 編集担当 : 楠居 利彦 編集スタッフ: 今田 保 坂 正博 編集・発行 : 有限会社ジェー・アール・アール 発行日 : 2007年10月1日 定 価 : 2300円(本体2191円+税5%) 図書符号 : ISBN978-4-88283-228-7 はしがき まずは、本書「私鉄車両編成表 '07年版」に掲載の総車両数ですが、前年に比べ126両増の27,763両です。これは電車が161両、路面電車が10両、モノレールが18両とそれぞれ増加したのに対し、新交通システム、気動車、電気機関車、ディーゼル機関車、客車が微減した差引きの結果です。電車の大量増備はいずれも大都市圏におけるもので、東武鉄道50050系が80両、小田急電鉄3000形が44両、東京急行電鉄の5000系列が97両、東京地下鉄(東京メトロ)の10000系が60両、大阪市交通局(大阪市営地下鉄)の今里筋線開業用の80系が64両、大阪高速鉄道(大阪モノレール)の彩都線延長用の2000系が20両などです(今里筋線および大阪モノレールの開業については巻末の私鉄年表を参照)。 [中略] さて、開業、新形式車登場、増備の陰では、廃止や廃車が出ることは残念ながら世の常です。前号までは掲載対象であった北海道ちほく高原鉄道、くりはら田園鉄道、鹿島鉄道、桃花台新交通、神岡鉄道の5社が消えました。このうち、北海道ちはく高原鉄道と神岡鉄道の2社は、旧国鉄の地方交通線(それぞれ池北線、神岡線)を第三セクターに転換したものです。また、桃花台新交通の廃止については '06年版の年表でも詳しく触れましたが、新交通システムの車両の減少とはこれが該当しています。くりはら田園鉄道および鹿島鉄道も含めて、それぞれ生き残りをかけた必死の努力も、ついに万策尽きたということでしょうか。忍び寄る人口の少子高齢化、減少で地方鉄道はますます厳しさを増しているようです(2008年7月未には三木鉄道の廃止も決まりました)。 [以下略] お知らせ 私鉄の路線・駅・運転系統などの情報をまとめました「私鉄データブック」は '05年版 '06年版と発刊しましたが, '07年版は勝手ながら休刊とさせていただきます。 |
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