ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-11-06 00:38:28 |
平岡さん、こんにちは。
私は縁あって一足早く、完成披露試写会で見ることができた「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ですが、今日、公開後に改めて観に行ってきました。 さて、まとめていただいた中で、分かっている部分について補足しますね。 > ・日本国有鉄道 > 181系特急「こだま」 … 東京駅停車シーン、走行シーン、車内風景 昭和34年ですが、「こだま」が登場するシーンは秋ですので、151系です。 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」に関する資料等には20系と書かれていますが、昭和34年6月1日に称号改正があり、ここで20系から151系へと変更となりましたよね。で、映画は同年の春からはじまるのですが、夏のシーンを終えて長袖になっているときですので、同年の秋。つまり、151系ということになります。 また、東京駅丸の内側に陽が差していますので、乗車した「こだま」は午後の発車となりますから、16時発の「第2こだま」となりますね。 > ・こだま号が疾走するシーンは、手前に田圃が広がる築堤の複々線区間ですが、どの辺りを想定しているのでしょうか。 ビッグコミックオリジナル増刊の「ALWAYS STYLE」という雑誌に詳述されているのですが、鶴見付近を想定しているそうです。そのために、架線柱が複々線になっています。 > ・東京駅のシーンで見られる80系電車は、側窓の形から全金車ではないようで、また先頭のクハも初期の3枚窓車のように見えました。 ですね。 私もそのように見えました。 80系が停まっているところに、東京着の80系が到着するんですよね。 > ・登場する都電の車両は全て6000形のようですが、塗色は深緑とクリームのものの中に、1両だけ黄色に赤帯のものが混じっていました。なお全てCGでの作画だとか。 おっと、実は、最初の日本橋のシーンでは全部緑にクリーム色の旧塗装なんですよ。その後、東京タワーをバックに走るところでこの旧塗装車と、黄色に赤帯の新塗装車がすれ違います。さらに、最後の日本橋のシーンでは、平岡さんが記されたとおり、最初の1両だけが旧塗装で、その後は全て新塗装になるんです。この変化でも、時の流れを表現しているのですね。 > ・画面に映る都電の架線も、実に細かく再現されています。ビューゲルが通過する時の押上量は、もっと大きい方が実感的だったのではないかと… (^^;。 やはり、そう感じましたか。実は、私もそれを感じて、プロデューサにその旨を伝えましたが、流石にそこまでCGで凝るのは難しい様子でした。 伊藤 博康 |
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