佐藤 邦昭(pndu3792) 2011-05-22 23:41:16 |
山陽本線の尾道駅と御調町の市を結んでいた尾道鉄道の本が発売されました。
タイトル: タイムスリップ・レール…オノテツ 発 行 日: 2011年3月31日 初版発行 制 作: 尾道学研究会【タイムスリップ・レール…オノテツ】プロジェクトチーム 定 価: 本体1,890円(税込) 発 行: 尾道学研究会 尾道学研究会は尾道について研究している団体で、鉄道のみを対象としているわけではありません。 尾道鉄道に関しては研究テーマの一つで、これまでも資料の展示会が開かれた事がありました。 それらを一冊にまとめたものです。 付録としてデキ11タイプのペーパークラフトが付いています。 尾道鉄道の本としては1992年に自費出版された『消えた鐵路 尾道鐵道』があり、著者の前田六二氏は今回の出版に関して監修を引き受けられました。 残念ながら完成を見届けず急逝されました。 会の活動により資料は充実していますし、廃線跡の状況は現状を調査されています。特に奇跡的に現存している4号トンネルは図面がありませんので実際に計測しています。 尾道鉄道は1957年2月1日に石畦−市間が廃止され、残れた尾道−石畦間も1964年8月1日に廃止されていますので、私は現役の姿を知りませんでした。 本書により当時の事がわかりました。 なお、尾道市の助成を受けて限定部数で出版されていますので、尾道市外では入手が難しいかもしれません。 |
|
|
|
|