ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-08-19 23:40:36 |
パシフィックさん、こんにちは。
真摯なご意見をいただきありがとうございます。 仰ることが、一つ一つよく分かります。 このようなご意見をいろいろといただくなかで、「次の展開に続くなにか」がでてくればと期待したのですが、残念ながらご覧の通りの状況ですので、汽車旅フォーラムの閉鎖と2掲示板の鉄道フォーラムへの統合を予定通り9月1日に実施しようと動き始めたところです。動き始めたといっても、会員の方々に対する動きではなく、フォーラム内の改訂必要箇所のピックアップと、その改訂内容の検討などです。そのうえで、ほぼ9月1日の移行ができる見込みになってきましたので、近日中に当掲示板でも結論を記そうと思っているところです。 さて、【完 乗】掲示板でのパシフィックさんの発言内容について、今後、書き方をかえて倶楽部鉄道フォーラムのテーマ別掲示板に発言いただくことになるとのこと、ご判断をいただきありがとうございます。鉄道フォーラムとしても、それは望ましいことと感じますので、是非ともよろしくお願いします。 さて、大きく2点あるご質問にご回答いたします。 1.汽車旅フォーラムの位置づけについて 汽車旅フォーラムは鉄道フォーラムが生みの親であり、かつ最盛期は過ぎたもののそれなりの活動実績があるため、先に記したとおり、@niftyがフォーラム・サービスを廃止するにあたりどうするか検討しました。 @niftyが受け皿として設置するサービスへの意向も考えられましたが、当時の汽車旅フォーラム運営責任者である掘内は同フォーラムによる収入で生計を立てていたため、無料で継続したとしても生活ができなり、遠からず運営が行き詰まることが目に見えていました。一方で、汽車旅フォーラムで当時活動されていた方々の多くは鉄道フォーラムにもアクセスされていたため、それであれば、鉄道フォーラムが移行する先であり、既に倶楽部鉄道フォーラムが運営を開始して半年の実績を有する鉄道フォーラムに統合するのが、会員サービスとして望ましいであろうと考え、その旨を提案しました。この時点で、どなたからも否定する意見は出ませんでしたので、鉄道フォーラム内に汽車旅フォーラムの場所を設けた次第です。 一方で、倶楽部鉄道フォーラムに入会されながら、コアな話題が主流の倶楽部鉄道フォーラムには肌が合わないと思われる方の受け皿として、汽車旅フォーラムがあればよいのではとも考えました。つまり、鉄道フォーラムという新たな場を知っていただき、鉄道フォーラムのホームページにアクセスされる方を増やす意味で汽車旅フォーラムは役立つ可能性があると考えたことは事実です。しかし、汽車旅フォーラムを主として楽しむ方と、倶楽部鉄道フォーラムを主として楽しむ方には、明らかに違いがありますので、汽車旅フォーラムの会員を倶楽部鉄道フォーラムに誘導することは双方の会員にとって決してプラスにならない、むしろマイナス面が大きいと考えて、一切そのような対応はしませんでした。 結果として、倶楽部鉄道フォーラムには新たな発言者が徐々に現れてきたものの、汽車旅フォーラムはその傾向が全くないまま、さらに既存会員の発言も減ってしまいました。ですから、汽車旅フォーラムの役割は終わったと考えた次第です。 2.倶楽部鉄道フォーラムの会員増強策について 倶楽部鉄道フォーラムへの会員勧誘については、鉄道フォーラムが現サーバに移行した段階でいくつかの対応をしています。 昨年、「交友社 鉄道図書館」を開設したのがその一つの方策でした。価値ある資料を公開するという鉄道趣味界として意義ある活動を通じて、鉄道フォーラムの知名度向上を図りました。結果は、会員数増という目標に対しては、正直なところ想定ほどではありませんでしたが、一定の効果は出ています。「鉄道ファン」誌に毎月広告がでて、さらに「鉄道ファン」誌の公式サイトからリンクされている点も、決して小さくない効果を出しているものと考えています。 また、「鉄道ウィークリーHeadLine」をまずは読んでもらい、その購読者が「鉄道ウィークリー詳細版」購読者へとランクアッアブしていただく。さらには「倶楽部鉄道フォーラム」に入会いただき、ニュースソースにもアクセスしてもらうという流れを @nifty 時代から強化しました。@nifty時代にはニフティ社との関係で対応しにくかったことも独立によって対応できるようになったため、この点でも一定の成果が出ています。 さらに、鉄道フォーラムの知名度を向上されることで入会促進を図っていきたいと思っていますが、その対策はご提案いただいたような手法ではなく、Webや鉄道趣味誌等の媒体を使用したものにすることで、限られた人材と経費で最大限の効果をあげようと考えています。 しかし、実際にはご指摘の通り、皆さんに感じられるほどの入会促進ができていないのが現実とも認識しています。この点については、現システムの改善も含めて今後も引き続き検討し、新たな会員獲得につなげていかなければならないと強く意識しています。 ちなみに、私はこれまでのフォーラム運営の経験から、フォーラム活動は活動者が固定層になったところで終わるという認識でいます。常に新しい方が入ってきて、新たな話題展開ができるようになることが基本であり理想と考えています。 一方で、長年アクセスくださっている方々は鉄道フォーラムのありようをご存じですので、その経験を活かした活動を続けて下さることを期待しています。しかし、人は誰でも時とともに環境が変わるので、コンスタントに発言できる方は限られていますよね。また、発言を続けているときは楽しいものの、何かのきっかけで発言しなくなると、なんとなく継続しづらくなったり、読んでいるだけで発言しそびれたりするようになるようです。 新たに入ってこられた方、長年ご利用いただいている方、それぞれに「発言する」ことには一定の障壁があるのがフォーラムの掲示板システムの強みであり弱みであると考えています。それだけに、運営に協力いただいているスタッフの方々には、くどいように「会員が気軽に発言できるように考えて欲しい」「発言したことを良かった・楽しかったと思っていただけるようにしたい」「コメントツリーが大きくなり、話題が広がるよう考慮して欲しい」とお願いしています。もちろん、自分でもできるだけ実践しているつもりです。 これには地道な活動が必要で、実に根気が要るのですが、この活動を通してこそ、鉄道フォーラムの良い面・楽しい面が引き続き支持いただけるものと考えています。 鉄道フォーラムとしての運営方針を少しでもご理解いただけましたら幸いです。 鉄道フォーラム・マネジャー 伊藤 博康 |
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