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No.816 (Re:806) 【REJ】2009/9 旅のヒント(3/5)
ほりうち(ccbu8181) 2009-10-03 09:47:19

*【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2009/9つづき*

旅のポイント

◎メルヘン街道沿いのクリスマスマーケット、ハン・ミュンデンの市は12 月31 日まで

 ドイツでもっとも美しく、伝統あるクリスマスマーケットのひとつがフランクフルトで開かれています。200 以上のスタンド(屋台)がレーマー広場やパウルス広場、マイン河岸に並び、連日多くの人々で大いに賑わいます。高さ30m のクリスマスツリーが登場し、コンサートなどのイベントも行われます。溢れる光のイルミネーションに彩られた華やかなマーケットに圧倒されるでしょう。

 2日目はメルヘン街道の中心の町カッセルに移動し、ここで3 泊して周辺の小さな町を訪れます。カッセルはグリム兄弟が暮らした町。フランクフルトからICE で1時間30分ほどでカッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅に到着です。ケーニッヒ広場とフリードリッヒ広場で開かれるクリスマスマーケットは童話の世界のような雰囲気に包まれます。毎年、グリム童話の物語をテーマに選び、マーケットは開かれます。2009年のテーマは「つぐみ姫の王さま」。カッセルが誇る世界最大のクリスマスピラミッドは必見です。カッセルの見どころである、グリム兄弟博物館やロマンチックな雰囲気漂うレーヴェンブルク城、古典絵画を展示するヴィルヘルムスヘーエ城を訪ねるのもいいでしょう。

 翌日は、カッセルの町を散策した後、カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅からICE に乗って約30分のゲッチンゲンへ。中央駅から15分ほど歩くと、町の中心部にある旧市庁舎へとたどり着きます。クリスマスマーケットは中世に建てられた旧市庁舎前のマルクト広場で開かれます。職人たちがキャンドルやガラス細工、木彫りなどの工芸品を実演販売しているのが、ゲッチンゲンのクリスマス市の特徴のひとつ。広場にはゲッチンゲンのシンボルであるガチョウ姫リーゼルの像が立っています。

 4日目はハン・ミュンデンへと出かけましょう。カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅からICE に乗って15分ほどで伝説の「鉄ヒゲ博士」で知られた町に到着です。鉄ヒゲ博士は実在した人物とされ、彼が住んでいたという鉄ヒゲ博士の薬局が旧市街に残されています。レンガ屋根を持つ500 軒以上もの木骨組の家が並ぶ小さな町は、散策するだけでもとても楽しめます。市庁舎前のキルヒプラッツで開かれるクリスマスマーケットは、周辺の家並みと調和しています。鉄ヒゲ博士をテーマにした市庁舎のカラクリ時計もユニークです。ここでは12月31日までクリスマスマーケットが開かれます。