ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-01-18 23:43:29 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.129 発 行 日: 令和5/2024年1月21日 定 価: 本体3,600円+税 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-129-3 C1065 \3600E スタッフ 企画・編集 前里 孝 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 THE レイル No.129 もくじ 蘇った糸魚川のドコービル 併せて “ドコービル系機関車”と東洋活性白土1号機 グラフ 羅須地人鉄道協会1号機〈活白ドコー〉動態復活お披露目の日 …………… 4 “ドコービル系機関車”と東洋活性白土1号機 宮田寛之 …………………14 東洋活性白土1号機 昭和40年頃の実測による形式図 作成:倉地光男 所蔵:宮田寛之 成田ゆめ牧場まきば線で復活作業中の実測による形式図 作成:正村修身 ……………………30 1号機〈活白ドコー〉 動態復元の記録1999〜2023年 高橋卓郎(羅須地人鉄道協会)……………………34 西武鉄道4号機関車(元鉄道院403号機関車)に牽引された客車 藤田吾郎 ……………………84 ヤードマン ……………………98 ヤードマン ■信越本線の糸魚川駅西寄り海側に小さな上屋と,細い線路が敷かれているのを見たという記憶が一定以上の年代の方なら,お持ちなのではないかと思います.運がよければ,可愛らしい蒸気機関車が働いているのを目撃できたかもしれません. ■今回のレイルのメインテーマは,その細い線路の先にあった工場で働いていたという蒸気機関車を動態に復元した物語です. ■私たちが生きている姿を見ることができたのは協三工業製の新しい機関車でした.けれども工場……東洋活性白土の奥の建物の中には,さらに可愛い機関車が大切に保管されていたのでした. ■その機関車は,趣味人の間では“糸魚川のドコービル”や“活白ドコー”などと呼ばれ,親しまれていましたが,実はその来歴は深く厚い謎に包まれていました. ■その機関車を譲り受けて,長い時間と多くの労力を掛けて修復し続けてきたのが,羅須地人鉄道協会とそのメンバーでした. ■奇しくも同協会の創立50周年となる令和5/2023年12月には工事が完成する目処が立ったので修復過程の記録を発表したい,というお話があったのは,もうずいぶんと前のことになります.何度も何度も打ち合わせを重ね,読者の皆さんにお目に掛 けることができました.レイルとしては異例の編集スケジュールで12月の出来事を翌年1月にお届けすることができたのは,高橋卓郎さんをはじめする会員の皆さんと,関係各方面のご協力の賜物です. ■この機関車の謎と,“ドコービル”と呼ばれる機関車たちの系譜は,宮田寛之さんが解いてくださいました.初出写真を含めたくさんの貴重な写真が公開されています.“ドコービル”の機関車について,ここまで一堂にまとめられたのは,恐らく初めてのことと思います. ■ちょうど1年前の125号では,保存された西武鉄道4号機関車の修復記録を掲載しました.その4号機関車が牽いた客車についての研究成果を,藤田吾郎さんが寄せて下さいました.これまで発表されることの少なかった,西武鉄道の客車に関する貴重な文献になるものと思います. ■令和5/2023年11月4日,篠原 丞さんが亡くなられました.享年85.永らく阪急電鉄で車輛の開発や保守に携わるとともに,趣味活動でも活躍されました.レイルではNo.47で阪急神戸・宝塚線特急史を発表,また折りに触れて国鉄や私鉄の写真も提供してくださいました.ご冥福をお祈りいたします. |
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