ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-07-27 19:00:21 |
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社 2023年 7月26日 CO2排出量 年間70t以上の削減に向けて 脱炭素先行地域の取組み始動! 日光国立公園でバイオ燃料バスの実証運行を開始します 〜サステナブルツーリズムを核とした観光活性化を推進します〜 東武鉄道株式会社 東武バス日光株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)のグループ会社である東武バス日光(本社:東京都墨田区)では、環境省の脱炭素先行地域に選定された奥日光エリアをはじめとした日光エリアの路線において、2023年8月1日より廃食油由来のバイオ燃料バスの実証運行を開始します。 本実証運行では、国が定める軽油の規格を満たしたバイオディーゼル燃料混合軽油「B5」をバス3台に使用し、車両機器類への影響や燃料効率等を検証します。 実証運行後には、ダイキアクシス・サステイナブル・パワー(本社:東京都中央区)、芙蓉総合リース(本社:東京都千代田区)との連携のもと、栃木県内の東武グループ各施設で生じる廃食油を用いてバイオディーゼル燃料を精製し、日光地域において運行する路線バス等で使用することで、地産地消型のエネルギーサイクル構築を目指します。この取組みにより、CO2の排出量を年間70t以上削減できる見込みです。 環境省と国立公園オフィシャルパートナーシップを締結している東武グループでは、日光地域における「歴史・文化・伝統と自然が共生する国際エコリゾート」の実現を目指し、これまでも同地域において環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」や、鉄道輸送における実質再生可能エネルギー100%化を実現してきました。本年4月には奥日光エリアが脱炭素先行地域に選定されるなど着実に前進しており、今後も地域社会と共に、国際エコリゾート日光を核とした日光地域の持続的発展を目指します。 詳細は別紙のとおりです。 <別 紙> バイオ燃料バスの実証運行について 1 実証期間 2023年8月1日〜2024年3月31日(予定) 2 実証内容 バス3台(大型、中型、観光型)でバイオディーゼル燃料混合軽油「B5」を使用し、車両機器類への影響や燃料効率等を検証します。 3 使用燃料 廃食油由来のバイオディーゼル燃料を5%混合し、「揮発油等の品質の確保等に関する法律」で規定されている軽油の規格を満たした「B5」を使用します。 4 実証路線 JR日光駅・東武日光駅 〜 中禅寺温泉・湯元温泉・霧降高原 間 中禅寺温泉 〜 半月山 間 以 上 <参 考> 1 脱炭素先行地域について 2050年のカーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現するとともに、運輸部門や熱利用等も含めたそのほかの温室効果ガス排出削減についても、国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現し、「実行の脱炭素ドミノ」のモデルとなる地域のことです。 当社は、日光市、東京電力パワーグリッド栃木総支社と共に、奥日光エリアを対象地域とする計画を共同提案し、本年4月に選定されました。“雲の上のサステナブルリゾート「奥日光」:多様な観光資源と脱炭素による地元アップデート”と題した計画は、地域の脱炭素化とエリア全体の電熱レジリエンス強化を進めるとともに、環境保全をテーマとする教育旅行の拡大等により、サステナブルツーリズムの発信地・先進地として観光業の活性化を狙っていくものです。 2 国立公園オフィシャルパートナーシップについて 環境省と企業又は団体が相互に協力し、日本が世界に誇る国立公園の美しい景観と、国立公園に滞在する魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、人々の自然環境の保全への理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげるためのパートナーシッププログラムです。 当社グループでは、東武鉄道と東武トップツアーズが、2017年3月に環境省との国立公園オフィシャルパートナーシップを締結しています。 以 上 |
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