| ほりうち(ccbu8181) 2009-02-26 16:27:25 |
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*【ＲＥＪ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS 2009/2つづき*
◎盗まれたフェルメール 残念ながら現在、ボストンでフェルメール作品を見ることはできません。1990年3月18日、イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館からフェルメールの「合奏」が何者かによって盗まれました。ガードナー美術館は、イザベラの個人邸宅を一般公開し、収集した美術作品を展示しているプライベートコレクション。彼女の遺言に従って邸宅に飾っている絵の配置は生前から変わらず、自然光によって絵画を鑑賞するスタイルがとられています。このため、盗難に遭って以来、同美術館は盗まれた「合奏」の額縁だけを掛け、絵画が盗まれた事実を来館者に伝えています。また、中世ヴェネツィア宮殿を模した邸宅（美術館）には、季節になると可憐な花を咲かせる庭園があり、この美術館の魅力のひとつです。 イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館の直ぐ裏にはボストン美術館があります。ここには、フェルメールの「合奏」や「ヴァージナルの前に座る女」（ロンドンのナショナル・ギャラリー所蔵）の画中画にある、ディルク・ファン・バビューレンの「取り持ち女」が展示されています。「取り持ちの女」はかつてフェルメールの義理の母が所有していたとされます。 |
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