ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-03-23 23:06:58 |
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株式会社エリエイ http://www.eriei.co.jp とれいん増刊 季刊“蒸機の時代”2017春号 No.67 編 集 : 林 嶢 考証補佐 : 前里 孝 装幀,レイアウト: 前里規子 発 行 日: 2017年5月1日 発 行 人: 平井憲太郎 発 行 所: 株式会社エリエイ プレス・アイゼンバーン http://www.etrain.jp 雑誌06760−02 印刷・製本: 昭栄印刷株式会社 定 価: 本体3,000円+税 目次 巻頭言 4 特集 御殿場線D52 D52と富士山 相澤靖浩 5 御殿場線 D52の想い出 八木邦英 30 御殿場線の思い出 杉江 弘 46 御殿場線のD52 庄野鉄司 60 五日市線と宮崎交通 故藤井弥太郎 64 ヴォルシュティン ポーランドの蒸機牽引特別列車 松島 一/宮地 元 77 巻頭言 かつて御殿場線は東海道本線の一部であり25‰の連続勾配の続く箱根越えは東海道本線最大の難所でもあった.昭和9/1934年12月1日の丹那トンネル開通により熱海線熱海−沼津が開業,熱海線が東海道本線に編入された.一方,国府津−御殿場−沼津は御殿場線と改称され特急“燕”“櫻”“富士”など多くの名列車が走ったこの区間はローカル線となった.ローカル線になったとはいえ御殿場をサミットに25‰勾配の箱根越えには,D52が昭和43/1968年7月1日の電化完成前まで使用されていた.戦時中に線路供出で単線となったが,山北や谷峨−駿河小山間のトンネル,橋梁などに重要幹線時代の面影を見てとることができた.SLブームの初期であった昭和43/1968年6月30日にはD52牽引“さようなら”列車が運転され,この日をもって関東からD52は消えていった. 富士山,箱根など名だたる景勝地を控えた御殿場線を走る車輛は電車であるが,東京からは日帰り可能で手頃な撮影路線として楽しませてくれる. 昭和30年代の束京都では,青梅線とともにC10,Cll,キハ04が走っており,スイッチバックなどもあって鄙びた趣きの漂う五日市線であった.しかし,昭和36/1961年4月17日には電化され,昭和40年代に入ると沿線の宅地開発も進み風景はすっかり変わった. そして毎年メーデー前後の土曜日にポーランドのヴォルシュティン機関区で開催される蒸機フェスティバルは,すばらしいの一言につきるものである. あとがき 御殿場線は昭和9/1934年丹那トンネルが開通するまでの,東海道本線最大の難所で,25‰の勾配が連続する箱根越えでした.その箱根越えと美しい富士山を背に蒸気機関車が挑む写真は諸先輩が撮影され,名作が多く残されています.また運転上の要衝であった山北は,昔日の面影が残っており,東京からは手頃な日帰り撮影の路線でした.また,昭和43/1968年7月1日の電化完成まで東京近郊で唯一D52が見られたのが御殿場線でありました.御殿場線の写真は小誌でも幾度か掲載しており,それらも合わせてご覧いただきたいと思います. また前号での常磐沿線私鉄に続き,故藤井弥太郎氏から五日市線,宮崎交通の写真をお借りすることができました.今後も順次,氏の作品を紹介させていただこうと考えております. 海外ものでは宮地 元・松島 一の両氏からポーランド蒸機を寄稿していただくことができました.お楽しみいただければ幸いです. 蒸機の時代No.66 42頁写真解説を訂正 誤:石岡駅に入るキハ42201“そよかぜ” 正:石岡駅に入るキハ42202“さざなみ” 蒸機の時代 No.67 機関車番号索引 形式・番号ページ 日本国有鉄道 C10 5 65 C11形 65,68 Cll 2 59 Cll 276 67,69 Cll 290 67 C50 117 51 C50 133 46,50 C50 135 49 D52形 表紙,4,6,10,11,12,20,21,22,25,26,27,28,29,34,36,58,59 D52 62 9,裏表紙 D52 70 8,35,38,42,43,58,63,裏表紙 D52 72 3,13,17,19,23,30,31,32,42,44,57,62 D52 101 36 D52 236 5,7,15,32,33,40,61 D52 335 39,41,60 D52 396 41 D52 403 16,18,32,46,47,裏表紙 DDI3形 42 ED16 4 69 ヴォルシュティンポーランドの蒸機 Ol49−59 79,82,84, Ol49−69 77,78,79,80,81,83 Pt47−65 82 宮崎交通鉄道部 4 72,73,75,76 ED1 72,75 |
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