ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2016-06-21 22:41:29 |
イカロス出版株式会社
Steam Locomotive EXplorer 蒸気機関車 2016 Summer vol.25 定価:本体2,222円+税 ISBN978-4-8022-0188-9 C9465 \2296E 雑誌61798-38 Contents 002 若松寸描 諸河久 火野葦平の小説「花と竜」の舞台となった若松を初めて訪れたのは、1968(昭和43)年の春だった。戸畑から北九州名物「若戸大橋」を経由する若松行き西鉄バスに乗車。橋上の車窓から春霞に煙る洞海湾の景色を満喫し、港湾都市・若松に第一歩を印した。この旅の目的は国鉄若松機関区と北九州市交通局の訪問であった。 010 昭和45年3月31日現在 若松機関区在籍機23両を見る 若松区の無煙化からさかのぽること約4年弱、1970(昭和45)年3月31日時点の若松区にはC57やD51がまだ配置されておらず、先行き長くないD50やC55・8620形・9600形が共存していました。配置機は計23両で、その内訳はC55:6両、D50:3両、8620形:5両、9600形:9両。なかにはC55 57やD50 90のように、ファンに一目置かれていた注目機の姿もありました。今回は個性溢れるこれら各機の履歴・装備・特徴などを詳しく見ていきます。 030 国鉄の流儀 シリーズ九州の蒸機 スポーク動輪の競演U 若松機関区 元機関士OB座談会 筑豊地区の石炭積み出し港として賑わった若松。かつてここにはスポーク動輪を輝かせた蒸機の姿がありました。とりわけ水かきスポークが美しいC55や、大正期の古きよき暗代を思わせるD50に魅了された方も多いのではないでしょうか。今号では諸河 久氏のモノクログラフにつづき、同区の配置機を詳細に解説し、さらに若松機関区OBの方々に蒸機全盛期のお話をうかがいました。あらゆる角度から若松、そして筑豊の蒸機を振り返ります。 056 鉄の馬と兵ども〜蒸機乗務員回顧録〜第6回 国府津機関区 御殿場線D52 天下の険を越す 椎橋俊之 大動脈・東海道本線として開通し、1934(昭和9)年の丹那隧道開通以後は一ローカル線となった御殿場線。箱根を越える25‰連続勾配という難所を控え、昭和20年代からはマンモス機D52が導入されて貨客列車牽引に活躍、非電化末期まで活躍したことはご記憶の方も多いでしょう。今回の蒸機乗務員回顧録では御殿場線でD52に乗務した機関士・機関助士に話をうかがい、その運転の妙技に稚橋俊之氏が迫ります。 077 国府津機関区 現場資料に見る蒸機の作業 083 京都鉄道博物館グランドオープン 服部浩樹 086 束武鉄道 蒸機復活へ2 車両と施設詳細と乗務員養成 088 梅小路運転区D51 200本緑復帰へ7 ポイラ組付完了、下回り作業へ 095 持田昭俊の 蒸気機関車セミナー第10回(最終回) 099 乗務員がみた加太越えの実際 亀山機関区OB座談会 113 第25回 履歴簿に見る機関車の一生 首都圏ゆかりのカマD51 905 122 横浜港で見た原形キューロク 近藤雅俊 125 第23回 見蒸必撮 あの熟き日 最後の“多度津工デフ”D51 1127 伊藤久巳 129 第4回(最終回)国鉄蒸気機関車検修史 蒸気機関車の安全性、 土崎工場製1/5・D51 232号機模型製造記 三品勝暉 136 第13回 蒸気機関車、もうひとつの楽しみ方スペシャル 愛媛県のクラウスコンツェルト 岡本憲之 140 Steam Liner 142 全国蒸機最新情報 News Steam! 146 全国蒸機列車運転日一覧 148 全国蒸機列車 運転情報総覧 152 第5回 蒸気機関車と私 寿都鉄道の8100形と黒松内の水 松本謙一 折込表 諸河 久の形式写真館 第12回 88622 折込裏 若松機関区 運転室掲出用時刻表 昭和45年10月1日改正 |
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