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No.3402 【レイル】No.92 国鉄芸備線昭和30年代, 昭和中期の西武鉄道, 20年前の熊本で
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-10-27 20:34:34
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp


タイトル: THE rail No.90
発 行 日: 平成26/2014年10月21日
定  価: 本体3,600円+税 荷造送料450円
発  行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン
U R L: http://www.etrain.jp/
        e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp
図書符号: ISBN978-4-87112-492-8 C1065 \3600E

[スタッフ]
企画・編集  前里 孝
編 集 顧 問  寺田貞夫
発   行  平井憲太郎
写 真 補 正  脇 雅恵・秋山瑛美
デ ザ イ ン  前里規子
写真スキャニング 株式会社日報
印刷・製本  昭栄印刷株式会社

もくじ

国鉄芸備線 昭和30年代 その1    カメラ:宮田寛之……………… 4
             その2    カメラ:赤木幸茂………………13

芸備線の駅名標コレクション       西 和之    ………………22

昭和中期の西武鉄道こぼればなし
 西武鉄道でのこと           長谷部和夫   ………………26

西武鉄道あちらこちら
       昭和30年前後      カメラ:平塚 襄………………64

西武鉄道車輌の銘板と形式図       所 蔵:平塚 襄………………72

20年前の 熊本で           河村かずふさ  ………………80

熊本市電 昭和12/1937年4月3日 米本義之    ………………94

ヤードマン                       ……………‥98


ヤードマン

■ちょうど1年前,河田耕一さんがNo.88によせてくださった,芸備線の三次と備後落合の“駅の今昔”に刺激された宮田寛之さんと赤木幸茂さんが,昭和30年代を中心とする芸備線の駅やその他の情景の写真を披露して下さいました.いずれも情緒溢れる,写真なので“できるだけ大きく”,という方針で構成してみました.

■西 和之さんの“駅名標コレクション?”も,河田さんの稿をきっかけとして纏められたものです.目に触れることの少ない,駅名標単体の写真に加え,1980年代のものと思われる鋼製駅名標の寸法図も,貴重な資料です.駅名標のバラエティーは今後,趣味的探求ジャンルのひとつとなるかもしれません.

■長谷部和夫さんは,長く西武鉄道に勤務され,専門である土木分野を中心として鉄道全体のことがらに携わってこれらた方です.数多くのお仕事の中から,ご自身の印象に残る事業を中心として“こぼればなし”を綴って下さいました.今まで知られていなかったこと,間違って伝えられてきたことについて,今回初めて明らかにされる事柄が数多くあります.

■本文中の関連写真は,やはり西武鉄道OBでもある趣味人,園田正雄さんが花を添えて下さいました.

■昭和30年前後の西武鉄道各地での写真は,西武池袋線沿線に生まれ育ち,長谷部さんとは学校の先輩後輩の仲でもある平塚襄さんの作品です.これまで見たことのなかった車輌などが次から次へと登場します.今回は,撮影された写真のほんの一部です.“続編”も期待されます.

■西武の車輌の貴重な銘板や竣功図表も,平塚さんのコレクションの一部です.現代では信じられないことかもしれませんが,昭和50年代頃までは,多くの鉄道会社や国鉄で,このような資料を個人に対しても提供してくださいました.おおらかな社会が戻ってくることを願ってやみません.

■続いては,河村かずふささんの,熊本市電と熊本電鉄です.今回は1990年代という,これまでの河村さんの稿と比べると,やや新しい時代のことがらですが,それでももう20〜30年前のできごとです.変っていないところもありますが,一変したことも少なくありません.興味を持たれた方は,ぜひ現地を訪問してみてください.

■河村さんの熊本市電に添えて,米本義之さんが撮影された,昭和12/1937年春の熊本市電の写真をお目に掛けて,今回の締めくくりとしました.お楽しみいただければ幸いです.
撮影日: 1971年03月25日
撮影場所: 備後八幡−内名
キャプション: 成羽川の渓谷を行くキハ11 100番代.この日が三次と新見の間の蒸気機関車最終日だった. 写真:赤木幸茂
画像サイズ: 410×554(78%表示)