ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-10-21 23:04:38 |
別紙
■主な展示内容 2.東京駅誕生 明治政府は、近代国家の首都としての機能を果たすため、東京の街作りを計画的に行うことにしました。鉄道については方面別にターミナルが置かれた不便な状況から、新橋〜上野間を結ぶ市街高架鉄道の建設と中央停車場の建設が決定します。当時、都市部での高架鉄道の建設経験がなく、ドイツ人技師の指導により高架鉄道、中央停車場の計画・建設が行われ、中央停車場は最終的に明治建築界を代表する辰野金吾に設計が依頼されました。これにより1914(大正3)年に完成した鉄道施設は、現在にいたるまで使用されています。 100年にわたり重要な鉄道施設であり続けるこれら施設の検討と建設の過程、それに携わった鉄道技師たちについて紹介していきます。 [展示資料] 市街線金杉橋銭瓶町間線路平面図・縦断面図(1914年) 新橋駅南方から中央停車場までの線路平面・縦断面図。このルートで市街高架鉄道が建設された 完成した市街高架鉄道(1914年) 東京中心部に優雅なレンガアーチの高架橋が建設された F.バルツァー(1857〜1927) ドイツ人技師。市街高架鉄道の設計を指導し、中央停車場のレイアウト・建築の提案を行う 辰野金吾(1854〜1919) 明治建築界を代表する建築家。 バルツァーのレイアウト案をもとに壮大な中央停車場駅舎を設計 中央停車場建物展覧図(1911年頃) 辰野金吾設計による丸の内駅舎の完成予想図 鉄骨工事完成(1911年) 中央停車場駅舎は地震に備え鉄骨レンガ造りで建設された 中央停車場西立面図(部分) 中央停車場設計時に作成された図面。【初公開資料】 |
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