ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-07-22 21:32:45 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.91 発 行 日: 平成26/2014年7月21日 定 価: 本体3,600円+税 荷造送料450円 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-491-1 C1065 \3600E [スタッフ] 企画・編集 前里 孝 編 集 顧 問 寺田貞夫 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 もくじ 伊香保電車27号復元保存 その顛末と現役時代 ………………4 伊香保電車27号の活躍 田部井康修………………6 甦った東武鉄道 伊香保軌道線27号電車 花上嘉成……………18 名古屋市電400形と豊橋鉄道300形 伊香保27号に台車を提供した電車の現役時代 名古屋市電140号 米本義之………………38 豊橋鉄道市内線301の活躍 白井良和/堀幸夫………………40 広告電車としての 豊橋鉄道モハ300形 白井良和…………46 草軽電鉄から長野原そして小海線と中央東線 河村かずふさ…………50 長野原線の遺構と水没予定区間を訪ねる 前里 孝………………64 三陸鉄道南リアス線 全線で運行再開 佐竹保雄/佐竹紀美子……68 2013年秋のドイツから 01重連運転とボンのラック式登山電車の話題 大石真裕…………82 ヤードマン ………………98 「ヤードマン」 ■東武鉄道の伊香保軌道線といえば,昭和40年代前半の“鉄道ファン”誌に掲載された,台枠の中央部が反っくり返った19号だったかの写真が最初の印象でした.“見に行きたい”と思ったものの,とっくの昔に廃線となった路線であることが判明するのには,当時ですら手間を要しませんでした.もっとも,その時点では,まだ廃止されてから20年を経過していなかったのですが. ■“レイル”が現在の形態になってから間もない頃,黒岩さんと次の題材について相談していた折に提案したのが,伊香保電車の歴史のまとめでした.それはNo.10で小林茂さんによる“伊香保電車盛衰”として結実します.その最後で紹介された廃車体のうち,北軽井沢の18号は家族旅行のついでに訪れたことがあります.渋川の27号(レイルNo.10では誤植で28)も,入口の脇から垣間見たことがありました. ■そのレイルNo.10からですら30年近く経過した頃,27号を復元保存したいというお話が耳に入って来ました.問題は台車.どうするのだろう……と思っていたところへ,東武博物館名誉館長の花上さんから“ブリル21Eを持っている人とか会社を知らないかい?”というお問い合わせ.花上さんの稿では,すんなりと日比野さんを紹介したことになっていますが,実際には,編集子とは学生時代からの古い路面電車趣味のつきあいである,服部重敬さんのご助言と,ご紹介の賜物であったことを,ここに書きとどめておきたいと思います. ■立派に整備された27号ですが,電磁吸着ブレーキやもうひとつの制御器,救助網などの追加整備を含め,末長く大切に保存されることを願っています.花上さん自身による保存実現までのご苦労譚を,じっくりとお読みいただければ幸いです. ■今号ではもうひとつ,群馬県の鉄道を紹介しています.それが河村かずふささんの“草軽電鉄から長野原そして小海線と中央東線”です.草軽電鉄最終期の思い出の記から約2年.旅の続きの中で長野原線などが登場します.折しも,吾妻線と名を変えた長野原線は,そのハイライトというべき区間が10月1日から新線に切り替えられます.その区間の50年前の姿を,周辺の各線区とともに,偲んでくださいますよう. ■京都のベテランファンである佐竹保雄さんからは,三陸鉄道南リアス線の,全線運転再開の様子が寄せられました.数十年振りに鉄道写真を撮ったという佐竹さんの最新作や三陸に寄せる気持を,昭和43/1968年撮影の,山田線大槌川橋梁の写真とともにお楽しみ下さい. ■大石さんの欧州レポートは久し振りに実現したドイツのパシフィック01の重達運転と,1950年代の西独の電車の面影を今に伝えてくれる,ボン近郊の現役ラック式電車の紹介です. |
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