ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2013-06-22 23:31:40 |
株式会社交通新聞社
交通新聞社新書6月新刊 ■書 名: 交通新聞社新書056 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話 ■時刻表編集部OB編著 ■発 売 日:2013年6月15日 ■定 価:840円(本体800円) ■体 裁:新書判 ■図書符号:ISBN978-4-330-37713-1 ■発 売 元:株式会社 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/ 「JR時刻表」の出版社だからこそ知る、時刻表制作の舞台裏! 【概要】 JRの「みどりの窓口」に置かれている時刻表として御馴染みの『JR時刻表』。 およそ450万の文字が詰まったこの時刻表は、どのようにして編集されているのか。 『全国観光時間表』創刊から半世紀、手作業の積み重ねである活版印刷の時代が長く続き、印刷技術が発達するにつれて、その製作工程は変わっていった。通巻600号を迎え、国鉄〜JRの変遷とともに歩んできたその歴史を振り返りつつ、編集部員ならではの仕事の裏側や秘話などを綴る。 これを読めば、数字に埋め尽くされた時刻表も、楽しさが増すこと間違いなし!? ◆「JR時刻表」とは? JR6社共同編集の、正確と信頼のベストセラー。JR線の全線全駅を掲載しており、私鉄、バス、航空、航路、宿泊施設の情報も充実。毎月20日発売。 平成25年3月には、交通新聞者の前身である弘済出版社時代から数えて600号の「JR時刻表4月号」発刊に至った。 時刻表編集部OB 「正確な時刻表を作り上げる」。その精神は、工程がコンピュータ化された現在も脈々と受け継がれ、平成25年3月には、交通新聞社の前身である弘済出版社時代から数えて600号の『JR時刻表4月号』発刊に至った。時刻表編集部のOBが、半世紀にわたりその礎を築いてきたプロ集団の血と汗の足跡を伝える。 目 次 はじめに………10 序章 鉄道の夜明けと時刻表の誕生………13 「時」は「字」と表記されていた時刻表………14 『JR時刻表』誕生までの歴史を振り返る………17 鉄道と時刻表が時間厳守の日本人をつくったのか?………22 第1章 活版時代の時刻表制作………27 3億円強奪犯と間違えられた編集部員………28 「出張校正」という名の終わりなき戦い………30 ダイヤ改正大変記−−編集部員奮闘す………34 時刻表の原稿作りと校正………38 気を抜く暇もない編集部………42 コラム/ダイヤ改正とは………47 第2章 活版から電算写植へ………55 昭和40年代の時刻表編集部………56 ダイヤ改正がポイント………57 時刻表事業部では………60 活版時代のこと………61 編集作業に専念………63 使いやすさ、探しやすさが命………64 活版の弱点とは………68 エーピーアール………69 職人技が支える活版………71 字数オーバーに奥の手………72 ゲラを校正する………73 校正の基本姿勢………75 「難敵」校正を攻略する四十八手………77 冷静に校正を進めるためのテク………78 ベテランと「新米」の違い………80 重要ポイントは、こんな場所に(校正編)………81 重要ポイントは、こんな場所に(駅名編)………83 コラム/難読駅を訪ねて………86 「廿日市」ってこんなところ………86 「紀伊日置」ってこんなところ………86 鉄道駅特有の漠字や表現………87 巻頭の地図………89 地図の掲載基準………90 カラー印刷について………91 ところで時刻表では………92 よく見ると昔の名残………93 アナログ方式の地図とは………95 会社線のページとは………102 掲載各社へ取材する………106 「雪解け」で、ねじり鉢巻………107 時刻欄を「濃縮」する………109 重要ポイントは、こんな場所に(問合せ編)………111 「完全主義」………114 第3章 『大時刻表』から『JR時刻表』へ………117 国鉄最後の時刻改正が粛々と進められていた………118 当時の時刻表編集部の対応………119 『大時刻表』に見る国鉄最後の時刻改正………121 新会社の「呼称」と「シンボルマーク」の制作が同時に進行していた………124 国鉄から時刻表制作の要望が弘済出版社に飛び込んだ………126 4月号は『JNR編集時刻表』として発刊された………131 昭和62年(1987)3月31日−国鉄最後の日………137 『JNR編集時刻表』から『JR時刻表』へ………138 コラム/昭和63年3月、JR最初のグループ改正………142 第4章 『JR時刻表』で比較する50年今昔………147 『JR時刻表』50周年(通巻600号)の今昔………148 さくいん地図………151 時刻表本文の符号………152 時刻表本文………153 おもしろい営業案内………155 トクトクきっぷ………157 均一周遊券は長距離旅行の必需品だった………158 観光情報………161 時代を映す広告………162 運賃・料金表………163 食堂車………164 旅のスタイルの変化………168 コラム/ブルートレイン………178 あとがきに代えて 時刻表のいま、そしてこれから………181 幸い時刻表システムは異常なしだった………182 コンピュータが時刻表を作っていく………184 時刻表データの広がり………187 そして、時刻表の今………188 巻末資料 時刻表制作関連用語………192 |
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