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No.182 (Re:177) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/11 (旅のヒント3/5)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-01 23:54:22

◎クリスマスツリー、始まりはアルザス地方

 クリスマスツリーを飾る習慣は、アルザス地方で始まったとされています。この地方では毎年、およそ35ものクリスマスマーケットが開かれるとここと。ストラスブールやコルマールなどのクリスマスマーケットは12月31日まで開かれているのも、観光客にとってはありがたいものです。

 クリスマスマーケットは、多くの場合、町の中心的な広場やストリートで開かれます。大きなクリスマスツリーが飾られ、スタンド(屋台)がずらりと並び、クリスマスツリーオーナメントやキャンドル、木製の人形などの手工芸品、グリューワインや、サンタや星を模った焼き菓子レープクーヘン、シュトーレンといった伝統的なケーキやナッツなどが売られます。

 ストラスブールのマーケット(マルシェ・ド・ノエル)は1570年にスタートし、フランスでもっとも古い歴史を持ちます。大聖堂前の広場など、幾つかの広場でマーケットが開かれていますので、散策して巡るのも楽しいもの。シナモンの香り高い温かく甘いヴァンショー(=グリューワイン)や焼き栗はぜひとも試したい味覚です。

 ストラスブールからフランス国内TGV で約30分のコルマールは、中世の町並みが残るアルザス風の木組み屋根と石畳が特徴的な古い街です。この2都市間は頻繁に列車が運行されているので、アクセスも便利です。

 コルマールは、クリスマスシーズンになると、店舗や民家のバルコニーや窓、ドアや壁はクリスマスデコレーションが施され、華やかなにライトアップされます。町にはプティットブニーズやドミニカン教会など、クリスマスマーケットが5カ所設置され、その多くは12月31日までオープンしています。また、アイスリンクが特設され、地元の人々で大いに賑わいます。