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No.163 (Re:155) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/10 (旅のヒント6/6)
ほりうち(ccbu8181) 2007-11-01 13:50:36
◎ヨーロッパの鉄道で感じたこと

 どの駅も日本と違って改札口がなく、誰でも構内に入れる。構内にはさまざまな施設があり、手軽に使える。発車時間が近づかないと案内板に発車番線が出てこないので、案内板近くに案内を待っている人が立っている。そのわりには座る場所がほとんどない。待合室もない。構内の出入り口が一カ所のみの駅が多く、出入り口に行くまで時間がかかることもある。また、階上にホームがある駅でもエスカレーターが設置されているところは少なく、階段がほとんどで エレベーターはほとんど見かけなかった。

 一般的にヨーロッパの鉄道において列車の乗降について、ホームと線路の位置が同じなので、かなり急な階段を2〜3 段上らないと列車に乗れない。ロンドンではデパート(ハロッズ)にも座るところがまったくなく、東京日本橋のデパート(三越・高島屋)にはあちこちに椅子があるのと対照的だった。バリアフリーは日本に比べて一般的に進んでいない感があった。

 また、前の文章でもふれたが切符購入の自動販売機がほとんどない。日本では自由席特急券の販売機などあちこちに見かけるのに、現金購入の場合は窓口しかなさそうであった。限られた時間しかない旅行者が、前もって指定席を日本で購入するメリットはここにもあると感じた。

 ヨーロッパの鉄道は景色もすばらしく、バスや飛行機の旅とはまた違った趣があり、移動の際に利用する場合も。近距離の利用では時間的にも便利である。


★利用する鉄道商品

 ユーレイルパス1 等を利用

○レイルエキスパート プロフィール
菅原 敬子(すがわら けいこ)
株式会社JTB 法人東京勤務。入社後3年間海外旅行専門支店にて営業事務。その後、ほとんどの年数をインバウンド業務に従事。この間、パッケージ旅行主体ではあるものの、個人的に毎年2〜3 回はヨーロッパを旅行する。その後 5年間、海外旅行手配に従事。現在は総務・経理担当。