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No.159 (Re:155) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/10 (旅のヒント2/6)
ほりうち(ccbu8181) 2007-11-01 13:46:18

セールスポイント

◎ユーロスターでブリュッセルへ

 ユーロスターの1 等は 席の幅、足元、折りたたみ式テーブルへッドレストもゆったりしていた。食事のサービスも、フレンドリーかつ礼儀正しく快適だった。食事内容もよく、窓外の景色もすばらしかった。2 人または4 人向き合わせのシートと、1 人用のシートがあり、観光旅行の場合にもビジネス客の場合にもいずれにも対応できる仕様になっているのはすばらしいと思った。日本のJRのグリーン席も一人用のシートを作ればよいのではないか、と感じた。

 2 等はイメージ的には日本のJRの普通車という感じ。足元は広く、ヘッドレストの位置も高く、快適。居住性も良い。1 等に比べて座席間のピッチが狭いのにテーブルが大きいので、旅行者が食事等の際に利用する分には問題ないが、ビジネス客には向いていない気がする。ただ、ずっとテーブルを出したままにしていると、テーブルが大きいので、日本の新幹線に比べてかなりじゃまな感じがした。

 ブリュッセルにおいて、チェックイン前のロビーで、乗車する人を観察すると、夕方の時間だったためか、ビジネス利用が多いと感じた。空港まで行かずに短時間で移動できるので便利なのだろう。ブリュッセルは出発の1時間前までチェックインできないため チェックインゲート前の待合室で時間まで待つことになる。ブリュッセルでは出発直前までプラットフォームに案内されないので、チェックイン後はゲートの中の待合室で待つことになるが、列車の本数も少なく、同じ列車に乗る人ばかりなので案内板を見ていなくてもさほど問題はない。

 ロンドンは列車本数が多いので、プラットフォームのナンバーをよく確認したほうがよい。チェックイン、というので空港の航空機のチェックインのようなものを想像していたが、日本の列車の改札とイメージはあまり変わらなかった。その後は荷物検査、パスポートコントロール、と空港と同じようなイメージだった。乗車前に出国、入国と両方のパスポートコントロールを通るため、イギリスから出国するとき(ウォータールー駅)ED カード゛は不要だったがベルギーから出国するとき(ブリュッセルMID)はイギリスの入国用ED カードが必要。