ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-04-23 01:16:00 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.122 発 行 日: 令和4/2022年4月21日 定 価: 本体3,600円+税 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-122-4 C1065 \3600E スタッフ 企画・編集 前里 孝 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 THE レイル No.122 もくじ 国重要文化財キハ42000・キハ07形 グラフ キハ42000形一族・キハ07形の歩みを顧みる 西尾克三郎/星 晃 合葉清治/宇都宮照信/加地一雄/佐竹保雄/佐藤進一 鈴木靖人/豊永泰太郎/中島忠夫/奈良崎博保/西村雅幸 早川昭文/福田静二/前里 孝(五十音順)……………4 キハ07 41の国重要文化財指定に寄せて 大塚 孝…………………40 国重要文化財としてのキハ07 41号の意義 小野田滋…………………44 キハ07のバリエーション 藤田吾郎…………………56 汽車電車と記念写真 第5回 高見彰彦…………………76 60年前の撮影地を求めて 尾道古井戸レポート 宇田賢吉…………………92 ヤードマン …………………98 ヤードマン ■COVID−19ウイルスは依然として収束の兆しなく,各方面に大きな影響が続いています.文化庁による国の重要文化財選定作業もそのひとつで,これまではその年度の秋に官報へ掲載されるのに,令和3年度は.この欄の締め切り間際の3月22日,ようやく文部科学省告示第38号が,官報号外58号に掲載されました.これでようやく正式な国重要文化財となったわけです. ■今回指定されたのは鉄道省のキハ42000形です.具体的な対象は,福岡県の九州鉄道記念館に保存されているキハ07 41,新造時のキハ42055です. ■レイルでは答申後すぐに具体的な作業を開始し,まずは地元で保存整備活動にも尽力された大塚 孝さんに,国鉄で最後の機械式気動車だった同車の観察結果や,最終活躍場所だった宮原線でのエピソードなどを纏めていただきました. ■続いては小野田滋さんの筆で,キハ42000形一族,そしてキハ07 41という車輛が,いかに国重要文化財に相応しい存在であるか,解いていただきました. ■藤田吾郎さんは,北海道から九州まで,全国で活躍したこの一族のバリエーションを,たくさんの形式図を交えながら総ざらえして下さいました. ■そしてグラフ頁では,さらに多くの方から,貴重な写真をたくさんご提供いただきました.この気動車の,日本の風景に融け込んだ姿を存分に楽しんでいただけたことと思います. ■国重要文化財といえば,前回は京都市電狭軌1形2号でした.No.116で路線を含めてご紹介しましたが,主軸である“京都電気鉄道電車 京都市交通局2号電車について”の稿が,鉄道友の会の“島 秀雄記念優秀著作賞”を受賞しました.去る3月20iaに京都市内で贈呈式が催され,編集子も参加してまいりました.本来なら受賞者一同が集まって実施されるところ,これもCOVID−19の影響により,各地での分散開催となったものです. ■今回のレイルでは,高見彰彦さんの“汽車電車と記念写真”が連載最終回を迎えました.また次のテーマ展開に期待したいと思います. ■また,相澤靖浩さんが60年前に撮影された1枚のスナップ写真から,その撮影ポイントは,60年後にどうなっているか,現地の近くにお住まいの宇田賢吉さんが探索された物語を掲載しています. ■平成21/2009年刊行のレイルNo.69での“仙山線物語”で,昭和20〜30年代の情景をたくさん披露してくださった國分和夫さんが,3月10日に逝去されたと知らせがありました.昭和12/1937年のお生まれで,ずっと仙台に在って多くの貴重な記録を残され,C6120が“はつかり”のヘッドマークを装着した写真を提供されたのも,國分さんでした.心からお悔やみ申し上げます. |
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