ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-04-06 21:24:56 |
書 名: 九州 鉄道の記憶V −蒸気から近代化へ− 発行日: 平成19年3月22日 編 者: 宇都宮照信 発行所: 西日本新聞社 http://www.nishinippon.co.jp/ 図書符号:ISBN978-4-8167-0716-2 C0072 Contents 特 集 ブルートレインのある風景………………………… 1 発刊に際して………………………………………………… 45 第一章 客車急行時代……………………………………… 49 特 集 関門トンネル開通の記録……………………… 161 第二章 気動車列車誕生………………………………… 183 特急、急行、準急形気動車の記録 特 集 昭和38年12月1日 新博多駅開業……… 234 第三章 特急、急行電車………………………………… 245 特 集 九州、電化の歩み……………………………… 271 おわりに ………………………………………………… 296 撮影者&執筆者プロフィール…………………………… 298 おわりに 今回で「九州鉄道の記憶」もV巻になりました。平成14年10月に刊行のI巻ではローカル線や消えた名列車、II巻では名列車と私鉄の廃止線、車両の移り変わりなどを紹介、III巻では駅をテーマに刊行しました。 IV巻では加地さんの蒸気機関車を中心に撮影者の方ごとにページを作りました。その中には蒸気機関車を真横から撮った写真もあり、模型を作る方々から好評でした。 [中略] 今回は消えた名列車の続きですが、準急以上の列車が中心に集めてみました。お願いした方々からの写真を見てびっくりです。 山城正一さんのC57のさちかぜ号やさくら号、1年しか入らなかった長崎本線のC61さくら号、C51とC57の重連で引く雲仙号、中村弘之さんのキハ55.58の準急、急行、山口雅宏さんの乗務時代の急行列車の写真、人吉の福井弘さんが写された、C62のかもめ号、大畑を越えるえびの号などがありました。 それに小倉の奈良崎博保さんのC59さちかぜ号やあさかぜ号の写真も貴重です。電気機関車が引く151系電車の九州での走りや、475系急行の写真などは加地一雄さんが出してくれました。八代の小沢先生にも、今回はお願いしました。 最後に頂いたのは松本昌太郎さんでした。こちらの写真も見ているだけで楽しくなります。 福間のカーブを行くC59平和号や、原田の築堤を行くC57のさちかぜ号など、もう言うことはありません。 このほかにも、関門トンネルの工事記録、電化の進展、新旧博多駅の移転なども特集として入れました。 資料を探すとガラスの乾板やネガが出てきました。これを焼いてみると関門トンネルの工事風景や大里機関区の様子が写っていたのです。それに関連する資料も探しました。 奈良崎博保さんからは昔の資料や運用表などを見せていただき、生前は国鉄広報課長の倉地先輩、大谷節夫さん、山本正夫さんに伺っていた話などを基に文章を作りました。 そのほか、I巻からお世話になっている、元門鉄記者クラブの弓削信夫さんにも原稿をいただきました。こうして「九州鉄道の記憶V」ができあがっていきました。巻頭の口絵は、息子の靖顕と長い間乗務でお世話になったブルートレインの写真にしました。 [中略] 宇都宮 照信 |
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