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No.207 (Re:202) 【REJ】RAIL EUROPE JAPAN NEWS  2007/12 (旅のヒント3/4)
ほりうち(ccbu8181) 2007-12-25 23:57:12

◎スペイン国鉄(RENFE)ホテルトレイン

 ア・コルーニャはスペイン西北部ガリシア州の州都で、大西洋に面したかなり大きな町である。乗車前日、駅でマドリッドまでの列車の1等指定席券を購入。パスホルダー料金は10ユーロ。当日、シーフードの夕食をおえて駅へ。スペインにはフランスのような自動改札機はない。列車乗車時に車掌の改札を受ける。

 21時30分にア・コルーニャを出発。寝台列車の1等座席は、2席+1席(2等は2+2)の配列で、ゆったりはしているが、実際、乗車してみるとやはり寝台車両に乗りたくなった。車掌に申し出ると、次の停車駅、サンチャゴ・デ・コンポステラ(22:35発)まで待つように告げられた。サンチャゴ発車後、トゥリスタクラス(=簡易寝台、洗面台付4人部屋)に案内され、追加料金21.5ユーロを支払った。幸いにも1人で個室を独占することが出来た。スペインのホテルトレインでは切符を夜間は車掌に預け、翌朝受け取ることになっている。

 翌朝、7時45分にマドリッド・チャマルティン駅に到着。マドリッドには都心部にアトーチャ駅があるが、国際列車や北部方面行きはチャマルティン駅発着となる。両駅間は普通電車(C-1・7・10)で途中、2駅を経て15分かかる。


◎スペイン国鉄(RENFE)エリプソス ルシタニア号

 昼間、マドリッド〜リスボン間の直行列車はないので、夜行列車を使うことになる。トゥリスタクラス(=簡易寝台、洗面台付4人部屋)の寝台券を当日購入。パスホルダー料金は29ユーロ。カフェテリアでの朝食はチーズを付けて7.5ユーロだった。マドリッド(チャマルティン)を22時45分に出発した寝台列車は、翌朝8時14分にリスボン(サンタ・アポロニア)に到着。夏期は時差が、-1時間ある。当駅はテージョ川沿いのリスボン東部にあり、都心までは歩くと30分かかる。私は到着後直ちに駅で帰りの寝台を予約した。その後、リスボン市内を観光し、夜、22時1分発の寝台列車でマドリッド(翌朝8時43分着)へと向かった。マドリッド・チャマルティン駅は、コイン・ロッカーがあり、大きな荷物を預けることができるので、旅行者には心強い。