ほりうち(ccbu8181) 2007-12-25 23:56:32 |
セールスポイント ◎節約型旅行に最適! ホテルトレイン限られた時間と費用のなかで、ホテルトレインの利用は移動と宿泊を兼ねるものであり、まさに節約型旅行には最適と言える。列車の乗り心地については、スペインとフランスとでは大差がある。線路状態の差からか、スペイン区間の振動と騒音は大きく熟睡を妨げる。一方、フランス区間は極めてゆれが少なく静かで、乗り心地がよい。 スペインのホテルトレインの編成は、高い料金から順に、グラン(個室寝台)、プレフェル(個室寝台)、クラス(2人部屋)、プレフェル(2人部屋)、トゥリスタ(4人部屋)、1等座席、2等座席となる。筆者が体験したのはトゥリスタ。2段ベッドで下段希望の場合は、必ず予約時に申し出ることをおすすめしたい。 今回、乗車した寝台列車(ホテルトレイン)は、フランス国鉄(SNCF)のコラーユ ルネア、スペイン国鉄(RENFE)のルシタニア、エリプソス「フランシスコ・デ・ゴヤ号」である。 ◎フランス国鉄(SNCF)コラーユ ルネア 乗車前日に始発のオーステルリッツ駅の検分を兼ねて、地下鉄で寝台券を購入に出かけた。前売りカウンターで、19時ルールが適用されるので乗車日の翌日記入したユーレイルパスと旅券を見せて、4055列車のクシェット(簡易寝台)1等4人部屋の寝台券を申し込んだ。パスホルダー料金は17.5ユーロ。 昼間のTGVはモンパルナス駅発着だが、スペイン、ポルトガルへの国際列車を含むホテルトレインは、オーステルリッツ駅発着なので要注意。オーステルリッツ駅は、リヨン駅とセーヌ川をはさんで相対している。18番線まであるが、構内は比較的分かりやすい。 当日、20時過ぎに駅に着き、近くのレストランで夕食を取った。23時前列車の番線が表示された。タルベス行きの4055列車(1等2両、2等4両)はイルン行きの4053列車が連結されている。 乗車前にプラットホーム前に設置されている黄色の自動改札機に寝台券を差し込んで刻印すること。車輌ごとに車掌が立ち、乗客の切符を確認する。個室は2段ベッドが2組で、アメニティーとしてミネラルウォーター、耳栓、ティッシュペーパーが付いている。トイレと洗面は車輌端にある。4人部屋だが2人で下段を使った。 パリを23時14分に出発、明け方には、なだらかな丘陵地帯の畑の中を走りぬけ、朝7時49分にルルドに到着した。ルルドは奇跡の泉で知られるカトリックの聖地で多くの巡礼が集まることで 有名。教会までは駅から歩いて20分ほどだった。 |
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