ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2007-12-12 16:47:31 |
● 南部縦貫鉄道イメージソング曲 「MOTOR MAN 南部縦貫鉄道?2007・再会」
レールバス生録音レポート 通信販売限定特典CD制作のために、SUPER BELL''Zのメンバーは9月24日、青森県の「南部縦貫」 (旧・南部縦貫鉄道)を訪問。 旧七戸駅構内にて行なわれたレールバス録音会の模様をお届けしよう。 南部縦貫鉄道は東北本線の野辺地駅と七戸駅を結んでいたローカル線。2002年に惜しまれつつも廃線となったが、鉄道の台車の上にバスの車体をのせたレールバスのなかでも、日本では唯一となった昔ながらの姿が保存されているということで、テツの間でも高い人気を誇っている。 今回、TVアニメ『鉄子の旅』イメージアルバム『MOTO(e)R MAN 鉄子の旅』のリリースにあわせ、 アニメイトTV通販特典CDとしてSUPER BELL''Zが南部縦貫レールバスのイメージソングを制作、 レールバスの保存・点検を自主的に行なっているレールバス愛好会のご協力により、この企画が実現した。 当日は早朝から新幹線に乗り込み、八戸を経由して白鳥3号で野辺地へ。そこから車で七戸町へと向かうSUPER BELL''Zの野月貴弘さん、土屋基さんとスタッフ一行。およそ5時間の長旅を経て、ようやく「南部縦貫鉄道」の文字が掲げられた建物に到着。ここはかつてレールバスが運行していた旧七戸駅にあたり、車庫には車両が大切に保存されている。前日から準備を進めてきたレールバス愛好会の方々に「テスト走行は快調でしたよ」という報告を聞いて期待の高まる一行。さっそく機材をセットして録音会がスタートした。 今回のレールバス録音で音源を収録するのは、赤と黄色のツートンカラーと丸みをおびたレトロな外観がネコバスを思わせる「キハ102」という車両。廃線となった現在では私有地で走行させているため基本的には免許さえあれば誰でも運転できるそうなのだが、レールバスは高い運転技術が必要なため、やはり経験者でないと難しいのだとか。当日は長年のキャリアを持つ運転士・木村さんが運転を担当。 まずは車両をつなぐ連結部分の「カチャン!」という音を収録すると、車両のエンジン起動音、走行音、ポイント切り替え音などさまざまな音を録音していく。熟練の技でアクセル、シフトレバー、クラッチを操作していく木村さん。ポイントを切り替えた先で一旦停止すると、なんと木村さんはブレーキとシフトレバーを引っこ抜いて運転席を移動。進行方向を変えて走るレールバスは駅のホームでゆっくりと停車した。スタッフはホームから車両に乗り込み、ドアの開閉音や車内の音を録音。幼い頃からのあこがれだったレールバスを目の前にした野月さんは、録音機材とカメラを交互に操りながら「カワイイ!」を連発。 非テツである土屋さんに「この丸みがいいんだよ!」とレールバスの愛らしさについて力説し、さらにHゴム仕様の窓、外板のリベット留めについても熱く語っていた。 この日は地元有志の方々にもご協力していただき、レールバスの乗客となって当時の雰囲気を再現。 乗客の楽しげな声とともに「ガタン、ガタン……」という独特なレール音を録音していると、「次は終点、七戸〜」と車内アナウンスを始める野月さん。乗客の皆さんは大喜び、レールバス愛好会の方々も爆笑しながら野月さんの車掌ぶりを楽しんでいた。そして最後にはレールバス愛好会のご好意で、床材の張替えが終わったばかりという「キハ104」を特別に動かしていただくことに。 元国鉄の10系気動車を使った「キハ10系」と呼ばれる車両で、このタイプで動く状態で残っているのはここだけという、南部縦貫鉄道の隠れた人気者。こちらの走行音も収録させていただき、レールバス録音会はメンバー、スタッフともに大満足のうちに終了。 帰り際には南部縦貫鉄道グッズもしっかり購入していった一行であった。 「バスマニアでもあるので、レールバスは小さな頃からのあこがれだったので感動です。予想通りというか、たくましい音でコンディションも良くて。手厚く保護されているなと。これだけの車両は保存される意味があります。CDを聴ける人はもう"良かったですね"としか言えませんよ!」(野月さん) 「あこがれていた人たちの手によって大切に保存されているというのが素晴らしい。(野月さんに向かって)人生最高にいい日だろ? とにかく"カートに入れる"ボタンをクリックしてくれ! とりあえず話はそこからだと(笑)」(土屋さん) |
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