ほりうち(ccbu8181) 2010-06-10 17:52:42 |
≪ロゴマークデザインについて≫ ロゴ制作graf ※添付画像参照 「六甲枝垂れ」は六甲山の自然の中に新しく生まれた大きな木のような、それ自体が呼吸をしているような、自然と混じり合った建築物だと感じました。 そしてそのきっかけと言えるのが、外観の大きな特徴でもある相互依存構造だと考え、その構造の最小単位である3本の棒の組み合わせと、それによって見えてくる六角形を組み合わせたロゴマークを作りました。 また、冬に展望台に着氷する、氷の結晶のイメージでもあります。 「六甲枝垂れ」という建築物の仕組みを知る事は、自然の仕組みを知る事と、とても密接に関係していると思います。 そのきっかけになるようなロゴマークになればと考えました。 (graf/坂田佐武郎) [プロフィール] graf: 「デコラティブモードナンバースリー」というユニット名で活動を開始し、1998年に南堀江(大阪)にショールーム「graf」をオープン。独自の発想と方法でものづくりに取り組み、現在に至っています。家具のデザイン・製造から始まった活動は、現在では、空間・照明・グラフィック・プロダクト等のデザインから、アート、食に至るまで多岐にわたり、暮らしに関わるあらゆるものづくりに取り組み、発信しています。 ≪建築家ついて≫ 三分一 博志(さんぶいち ひろし) 1968年生まれ。東京理科大学理工学部建築学科卒業。 小川晋一アトリエを経て、三分一博志建築設計事務所設立。 広島にて設計活動を開始。 人工物である建築が、土地ごとの地形や自然の循環システムに沿うことで、年月の経過とともに自然の風景と感じられるようになっていく。いかにして建築が地球の一部になるか、を一貫したテーマとし「地球のディテール」を提唱。本作もこの理念の下、六甲山の自然の循環システムに沿った、その循環システムを体感出来る建築となっている。 代表作には、太陽・地熱などの自然のエネルギーを館内の空調に利用し、既存の地形や近代化産業遺産(煙突)、素材を活かした周囲の環境に出来るだけ負荷を与えない施設、犬島アートプロジェクト「精錬所」 (2008年)、などがある。 |
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