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No.1519 (Re:1507) 【REJ】2011/2 旅のヒント(3)
ほりうち(ccbu8181) 2011-03-01 22:42:10

◎パリの小さな美術館を巡る

 パリには世界にその名を知られた美術館をはじめ、100以上の美術館や博物館があるといわれています。ルーブル美術館やオルセー美術館は世界に知られた有名な美術館ですが、その他にも小さな美術館がたくさん点在します。
 豪華な邸宅が並ぶパリ8区のモンソー地区。ここにあるジャックマール=アンドレ美術館は、上流階級の優美な邸宅を美術館として一般公開しています。エドゥール・アンドレとネリー・ジャックマール夫妻が収集した絵画コレクションはイタリア・ルネッサンスやオランダ、フランスの絵画が中心。
 2人が暮らした当時(19世紀末頃)のままの内装や家具調度品とともに、壁に飾られた収集作品に魅せられるでしょう。同じくモンソー地区のニシム・ド・カモンド美術館は、銀行家のモイーズ・ド・カモンドの個人邸宅を美術館として一般公開しています。同氏が個人で収集したフランス美術品やヨーロッパ各国の貴族が所有していたという家具調度品がそのまま展示されています。インテリアに興味のある人にはおすすめです。
 パリ16区のブローニュの森近くにあるマルモッタン美術館は、巨匠モネの作品を100点以上展示するなど、別名モネ美術館と呼ばれています。「印象派」と呼ばれるきっかけとなったモネの絵画『印象・日の出』もマルモッタン美術館が所蔵します。
 マレ地区のカルナヴァレ美術館はパリの歴史を今に伝える美術館です。サン・ジェルマン・デ・プレの国立ドラクロワ美術館は、画家ドラクロワのアトリエ兼住居だった邸宅を改装したもので、デッサンや彼お気に入りの小作品、絵の具のパレットなども展示しています。近くには有名なロダン美術館やオルセー美術館もあります。また、美術館のカフェで休んだり、ランチするのもいいでしょう。