ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-07-23 01:29:53 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.131 発 行 日: 令和6/2024年7月21日 定 価: 本体3,600円+税 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-131-6 C1065 \3600E スタッフ 企画・編集 前里 孝 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 THE レイル No.131 もくじ 8620形蒸気機関車 8620形とのささやかな思いで 八木邦英……………4 8620形という機関車のあれこれ 〜保存機関車を見て気になったことなど〜 新澤仁志…………30 大正期から昭和にかけての8620形機関車 各製造会社公式写真 松鷹文庫 西尾克三郎/解説:新澤仁志…………42 私の越美北線 西村雅幸…………54 越美北線に足跡を残した88623,88635との邂逅 八木邦英…………58 福井市の鉄道今昔 高見彰彦…………66 ヒギンズ写真の真髄11 鹿児島市電と屋久島を巡る 撮影:J.W.HIGGINS 所蔵:NPO法人名古屋レールアーカイブス 解説:特定非営利活動法人福岡鉄道史料保存会 前田善弘/松尾良祐/松田義実/吉富 実(五十音順)協力:水元景文 ………………78 ヤードマン ………………98 ヤードマン ■8620形特集となりました.ことの始まりは,昨年春に上梓したNo.126での越美北線でした.刊行後に八木邦英さんが2輛の御召機の後日譚を,西村雅幸さんが昭和48/1973年春の同線の様子を寄せてくださったことでした. ■八木さんからは,越美北線御召の翌年の“長崎国体御召”での写真も見せていただきました.“ならば”ということで,八木さんにとっての8620形という機関車との関わりを,併せて披露していただくことに,話がまとまるまでに,長い時間は必要ありませんでした. ■それに加えて,新澤仁志さんとの間で“模型的に見た8620形の特徴ってどんなところでしょうね”というやり取りがあって,ここでも“ならば”と発展して纏めてくださったのが,“8620形という機関車のあれこれ”でした.これまで,あまり触れられていなかった各部のディテールが,この稿によって明らかになったことと思います. ■高見彰彦さんの,“福井市の鉄道”では,福井鉄道や福井駅のお話が中心ですが,福井機関区の移転時期や木造扇形庫についての謎解きは,高見さんならではの,きめの細かい史料探索の成果でしょう. ■ヒギンズさんの日本各地訪問は屋久島に達しました.昭和32/1957年の鹿児島市電や昭和39/1964年の現役森林鉄道時代の屋久島は,本当に貴重な記録といえます. ■解説は吉富 実さんを中心とする福岡鉄道史料保存会の皆さんの力作です.今回は,それに加えて鹿児島のベテランファンである水元景文さんにもご協力を得ました.各写真の考証ばかりでなく,別途寄せてくださった,新制鹿児島大学設置後の発展期における市電との関わりの思い出話も,ほかでは得られない記録となりましょう. ■最後に訃報です.鉄道友の会で長年に亘り役員を勤められた千代村資夫さんが,令和6/2024年2月27日に亡くなられました.84歳でした.近年の“レイル”では平成20/2008年に刊行のNo.66“昭和43年10月ダイヤ改正”の中で,多層建急行列車の“仕組み”の一部を語っていただいただけでした.けれど,折りに触れてお話いただいくアドバイスは常に有益で,直接間接,企画立案の大いなるヒントになっていました.ありがとうございました.そして,心からお悔やみ申し上げます. |
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