ほりうち(ccbu8181) 2013-10-01 21:55:46 |
旅のヒント 高速列車、夜行列車、景観列車(シーニックトレイン)や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。 ロンドンを起点に小さな町とブリュッセルを訪れる鉄道の旅 〜ライ、ブラッドフォード・オン・エイボン、ブリュッセル! ロンドンを起点に列車でアクセスできる小さな町を巡る旅をご紹介します。中世の町並みが残されたライ、コッツウォルズの町ブラッドフォード・オン・エイボン、そして海峡を隔てた隣国ベルギー・ブリュッセルへも高速列車ユーロスターに乗って訪れます。今回の旅のプランでは、現在、キャンペーン中のブリットレイルイングランドパス(フレキシータイプ)を利用し、さらにお得な鉄道の旅を満喫してください。 旅程 1日目 日本から英国ロンドンへ。着後、ホテルへ。 【ロンドン泊】 2日目 終日、ロンドン市内観光。 【ロンドン泊】 3日目 朝食後、、サウスイースタンの列車でライへ(所要約1時間12分)。 【ロンドン泊】 4日目 朝食後、ファースト・グレート・ウェスタンでブラッドフォード・オン・エイボンへ(約1時間52分)。 【ロンドン泊】 5日目 朝、高速列車ユーロスターでブリュッセルへ(約1時間52分)。 【ロンドン泊】 6日目 終日、ロンドン市内観光。 【ロンドン泊】 7日目 朝食後、ロンドン・ヒースロー空港から帰国の途へ。 【機中泊】 8日目 日本着。 −−− 旅のポイント 空港からヒースローエクスプレスで市街地へ ブリットレイルパス所持者はクーポン利用で無料! ロンドン・ヒースロー空港に到着したら、ヒースロー・エクスプレスでロンドン市街地へ。空港〜市街地を結ぶヒースロー・エクスプレスを利用すれば、ロンドン・パディントン駅へは20分足らずで到着です。ブリットレイルパスまたはブリットレイルイングランドパス(現在キャンペーン中!)には、ロンドン近郊の3つの空港とロンドン市街地を結ぶ空港エクスプレスに利用できるクーポンが2枚(往路と復路分)ついています。ヒースローエクスプレスはもちろん、ガトウィック空港とビクトリア駅を結ぶガトウィックエクスプレス、スタンステッド空港とリバプール・ストリート駅を結ぶスタンステッドエクスプレスのご乗車の際にご利用いただけます。クーポンですので、パスの通用日を1日使う必要はなく、大変お得です。 また、レイルヨーロッパ公式サイトにはロンドン・ヒースロー空港などのヨーロッパの主要空港へのアクセス、交通情報、直結する鉄道駅情報や駅構内図などが満載です。ぜひご覧ください。 ロンドン市内は地下鉄やバスの路線網が充実しているので、これら公共交通機関を利用すれば、便利に各地区へとアクセスできます。ロンドンは何度訪れても好奇心を刺激する魅力溢れた町であり、たっぷりと時間をかけて滞在を楽しみたい町でもあります。今回のプランでは2日間をロンドン滞在にしています。 ロンドンのおすすめ観光スポット情報、マップなどは、弊社公式サイト都市情報「ロンドン」で画像とともに紹介しています。また、現地スタッフが収集した鉄道旅行のプラン満載の弊社サイト「Connexion(コネクション)」ではイングランド南西部を巡る4日間の旅のプランのなかでロンドン情報を提供しています。 サウスイースタンの高速列車で古都ライへ ファースト・グレート・ウェスタンでブラッドフォード・オン・エイボンへ 3日目は、ロンドン・セントパンクラス・インターナショナル駅からサウスイースタン(Southeastern)の高速列車に乗って、イングランド南東部、中世の面影を街角にみることのできるかわいらしい町ライへと出かけます。途中、アシュフォード・インターナショナル駅で乗り換えて所要約1時間12分です。 石畳の路地と白い壁に赤茶色のレンガの屋根が印象的な町歩きを楽しみましょう。アンティークショップやギャラリー、キッチン雑貨などを売るショップが軒を連ねています。お土産探しもいいかもしれません。町を一望するには、セント・メアリー教会の時計塔へ。散策途中の休憩には、いくつもあるティールームの中から、お気に入りの店を見つけて、アフタヌーンティーをお楽しみください。軽めのお茶であれば、クリームティー(紅茶とスコーンのセット)がいいかもしれません。 翌日は、コッツウォルズの町ブラッドフォード・オン・エイボンへと出かけます。ロンドン・パディントン駅からファースト・グレート・ウェスタンの列車でバース・スパ駅へ。ここで乗り換えて、ブラッドフォード・オン・エイボン駅へは所要約1時間52分でアクセスできます。駅は町のほぼ中心にあります。19世紀建造の趣のある駅舎から、まずは町のランドマークともいえる13世紀頃建造のタウンブリッジを目指しましょう。途中には、インフォメーションセンターもあります。トーリーと呼ばれる高台へと歩けば、そこから町が一望に。赤茶色の屋根とクリーム色の壁の家々、その合間には木々がアクセントになって、かわいらしい町の雰囲気を演出しています。 町の風景と溶け込むタウンブリッジはとても絵になります。橋のすぐ側にあるザ・ブリッジ・ティールームは、トップ・ティープレイスに選ばれたこともある人気のティールーム。もともと鍛冶屋だった建物は年季が入っており、趣が感じられます。室内はアンティークの調度が配され、とても落ち着いた雰囲気です。 高速列車ユーロスターでブリュッセルまでわずか1時間52分 6日目は、高速列車ユーロスターでベルギー・ブリュッセルへ。ロンドン・セントパンクラス・インターナショナル駅からブリュッセル南駅までは、ユーロスターで所要約1時間52分でアクセスできます。ユーロスターの1等席では、時間帯に応じて、朝食、ランチ、夕食などの食事のサービス(チケット料金に含まれます)があります。せっかくなので、朝食はユーロスターの中でどうぞ。 ブリュッセルのおすすめ観光スポット情報、マップなどは、弊社公式サイト都市情報ブリュッセルで紹介しています。ブリュッセル南駅構内図や駅でのサービス、公共交通機関との接続などについては、こちらから。また、現地スタッフが収集した鉄道旅行のプラン満載の弊社サイト「Connexion(コネクション)」でもブリュッセルの見どころと、ブリュッセルを起点にしたフランダース地方の旅のプランや、ベルギー南部の旅のプランを紹介しています。ぜひ参考にしてください。滞在日程に余裕があれば、ブリュッセルに1泊してそこから古都ブルージュやトゥルネーなどの町を訪ねてもいいかもしれません。 ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合もあります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。 鉄道パス&チケット ・ブリットレイルイングランドパス(フレキシータイプ)/1カ月の有効期間内に通用日3日間:ヒースローエクスプレス(ロンドン・ヒースロー空港⇒ロンドン・パディントン駅<クーポン利用>)、サウスイースタン(ロンドン・セントパンクラス・インターナショナル駅⇔ライ駅<3日目>)、ファースト・グレート・ウェスタン(ロンドン・パディントン駅⇔ブラッドフォード・オン・エイボン駅<4日目>)、ユーロスター(ロンドン・セントパンクラス・インターナショナル駅⇔ブリュッセル南駅<5日目>)、ヒースローエクスプレス(ロンドン・パディントン駅⇒ロンドン・ヒースロー空港<クーポン利用>)。 ・ブリットレイル イングランドフレキシーパスには、クーポンが2枚ついています。このクーポン1枚で、ロンドン近郊の3つの空港ヒースロー、ガトウィック、スタンステッド)と市街地を結ぶ空港エクスプレスに1回(2枚で往路と復路分)ご利用いただけます。クーポンですので、パスの通用日を1日使う必要はありません。 ・ブリットレイル イングランドパス(フレキシータイプも)所持者は、ユーロスターのチケット(区間乗車券)をご利用の際、パスホルダー料金が適用されます。ユーロスターは全席指定の高速列車です。鉄道パスだけではご乗車いただけません。パスホルダー料金にてユーロスターのチケットを別途ご購入ください。 Tips & インフォメーション ・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。 ・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。復路の列車の時刻も必ずご確認ください。 ・列車にご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。 ・英国政府観光庁 ⇒ http://www.visitbritain.com/ja/JP/ ・ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル ⇒ http://www.belgium-travel.jp/ ・ベルギー・フランダース政府観光局 ⇒ http://www.visitflanders.jp/ |
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