ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-04-22 15:49:23 |
株式会社エリエイ
http://www.eriei.co.jp タイトル: THE rail No.90 発 行 日: 平成26/2014年2月21日 定 価: 本体3,600円+税 荷造送料450円 発 行: 株式会社エリエイ/プレス・アイゼンバーン U R L: http://www.etrain.jp/ e.mailでの問い合わせ先アドレスは info@eriei.co.jp 図書符号: ISBN978-4-87112-490-4 C1065 \3600E [スタッフ] 企画・編集 前里 孝 編 集 顧 問 寺田貞夫 発 行 平井憲太郎 写 真 補 正 脇 雅恵・秋山瑛美 デ ザ イ ン 前里規子 写真スキャニング 株式会社日報 印刷・製本 昭栄印刷株式会社 もくじ C11製造時の形態観察 正村修身…………………4 C11形蒸気機関車・組立図及形式図 作図:鉄道省………………20 C11のプロフィール 大阪鉄道局/汽車会社/川崎車輔/日本車輌/ 南部慶一/臼井茂信/西尾克三郎/牧野俊介/宮田寛之………………24 C11の活躍 昭和初期編 苗村 武/梅崎国夫/西尾克三郎………………42 C11の活躍 第2次世界大戦後編 本島三良/西尾克三郎/荒木 徹/前里孝………………46 広島 昭和37/1962年8月5日 河村かずふさ………………60 ウィーン郊外と南ドイツの蒸気機関車博物館を訪ねる 大石真裕………………74 レイルサロン 蘇る伊香保電車27号 ………………96 ヤードマン ………………98 「ヤードマン」 ■C11です.都市近郊快速列車用として開発されたC10の改良増備として昭和7/1932年に登場し,用途を地方線区の客貨両用に拡大して昭和22/1947年まで途切れることなく製造された,国鉄ではポピュラーな蒸気機関車のひとつでした.鉄道写真撮影の対象としても,多くの人にとって,親しみ深い被写体の一つでした. ■しかし,その割にはいままで本格的な形態観察が試みられたことがなく,おそらくは,今回の正村修身さんの論考が,まとまった研究の最初かと思います. ■そこで編集部でも,手持ちのメーカー写真類の多くを,思い切って大きなサイズでお目に掛けることにしました.これまでに発表されたことのあるカットも含まれますが,最新技術で細部まで鮮明に印刷できるよう,画質には気を使ったつもりです.とくとご鑑賞ください. ■もっとも今回の稿とて,基本的には製造時点での形態分類を主体としています.その後の時代や使用線区別の形態の変化についての発表は,次の機会に期待したいと思います. ■とはいえ,製造時点から間もない頃のC11の写真は数が限られています.そこで,これも手元のアルバムから,編集子の手前味噌も含めて,現代の動態保存機まで含めてグラフを構成してみました.この機関車が,いかに日本の風景に融け込んでいたか,再認識していただけることと思います. ■C11に続いては昭和37/1962年の広島です.いつもながらに軽妙洒脱な,河村かずふささんの筆による半世紀前の思い出と記録写真ですが,さり気ない記述や写真の中に,時の流れを示す貴重な事柄が溢れんばかりに含まれています.こちらもじっくりお楽しみくださいますよう. ■大石真裕さんの欧州大陸の蒸気機関車は,ウィーン近郊と,南ドイツの蒸気機関車博物館訪問記です.前者は比較的交通便利なロケーションにも関わらず,日本に紹介されることが多くない博物館として,後者は有名な存在ながら,最近実施された大規模な模様替えの様子をお目に掛ける次第です. ■弊社刊行の単行本“形式シリーズ”や,レイルではNo.52“東海道本線 米原電化50年”に優れたカメラアイによる写真を提供してくださっていた権田純朗さんが,昨年1月に亡くなられたという知らせをご子息からいただきました.時間が経過してしまいましたが,ここにご報告申し上げ,心から哀悼の意を捧げる次第です. ■レイルNo.51“播丹鉄道を偲び加古川線を振り返る”,No.78“C53 45復元から50年”などで,昭和30年代後半からの関西地区での情緒溢れる写真を発表してくださった,兼先 勤さんが3月15日に逝去されました.心からご冥福をお祈りいたします. |
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