ほりうち(ccbu8181) 2014-08-07 12:15:30 |
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世界最古の壁画洞窟ショーヴェ・ポンダルクが世界遺産に 3万6千年!の時を経て現れた躍動する動物の姿。世界最古の壁画として知られるショーヴェ洞窟は、2014年6月のユネスコ世界遺産会議でフランス第39番目の世界遺産になりました。 ■ショーヴェの壁画はラスコーのものよりずっと前のもの ショーヴェ洞窟は南東部ローヌ・アルプ地方のアルデッシュ県、県都プリヴァ(Privas)の近郊にあります。アルデッシュ川の流れが岩を穿った天然のアーチ橋ボンダルクはすぐ近く。パリの凱旋門とほぼ同じ高さの巨大なアーチです。壁画は旧石器時代の物と推定されています。ラスコー洞窟の壁画は1万8千年前のものだそうですからショーヴェは倍の歴史を持っています。 1994年に地元の探検家により発見された洞窟の壁にはウマ、ライオン、サイ、ウマなど14種、425体の動物が見られます。ライオンが群れで狩りをする様子などが壁面の凹凸を巧みに利用して生き生きと描かれています。洞窟で冬眠していたウマの骨も複数発見されています。大きな謎は壁画の制作方法。狩猟採集生活を送っていた私達の祖先は、暗闇の中で小さな明かりを頼りにどのように壁画を描いたのでしょうか? ■復元センターも2015年4月末にオープン予定 ショーヴェの壁画は保護のため見学する事ができませんが、ヴァロン・ボンダルク(Vallon Pont d’Arc)に建設されるセンターでは、最新の3D技術を駆使して8000平方メートルというたいへん大きな洞窟を3000平方メートルのスペースに復元して公開します。これは複製洞窟ラスコーUの10倍の規模。29ヘクタールの敷地には解説コーナー、展示スペース、レストランとショップなどの建設が予定されています。自然豊かなラサル台地の風景に溶け込むようなデザインにも既に注目が集まり、年間30万人〜40万人の訪問を見込んでいます。 Open/Close: −2月・3月・10月から11月14日までは10時〜18時/4月・5月・6月・9月は10時〜19時/7月・8月は9時〜20時30分/11月15日から1月末までは10時〜17時 料金: 大人 13ユーロ/10歳〜17歳 6.50ユーロ/10歳未満は無料/グループ料金11ユーロ(20人につき1名無料) アクセス: パリ・リヨン駅からはTGVでValence TGV(ヴァランス テー・ジェー・ヴェー)駅かMontelimar(モンテリマー)駅まで約2時間半から3時間。Valence TGV駅からは53km、Montelimar駅からは34km。近くの都市はヴァランスですが、モンペリエからリヨンに北上する中間地点に位置します。 復元センターの公式ウェブサイト(英語)はこちら。その他周辺の観光につきましてはローヌ・アルプ地方観光局にご相談ください。 海外マーケットマネージャー Mrs.Rachel GREGORIS(ラシェル・グレゴリス) Tel:+33 (0)4 26 73 31 67 Mail:rachel.gregoris@rhonealpes-tourisme.com |
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