ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2014-08-16 15:26:06 |
株式会社交通新聞社
未来型乗り物 「超小型モビリティ」で街が変わる 宅配、観光、通勤・・・活躍は始まっている タイトル: KOTSUライブラリ007 未来型乗り物「超小型モビリティ」で街が変わる 著 者: 桃田 健史 発 売 日: 2014年7月22日 定 価: 本体1,800円(税込8% 1,944円) 体 裁: 四六判 図書符号: ISBN 978-4-330-48714-4 発 売 元: 交通新聞社 【内 容】 軽自動車以来、約70年ぶりに、日本で「新しい乗り物」が誕生する。それが「超小型モビリティ」だ。軽自動車と自動二輪車の中間カテゴリーといわれるが、その姿は千差万別。近未来イメージの小さなクルマ、オートバイにフードをつけたような三輪車、奇妙なカタチをした搭乗型ロボット…。さらに、単に新しいというだけではなく、既存の交通システム自体が変わるきっかけになるのでは、とも言われている。これからの時代と社会に必要とされるという「超小型モビリティ」は、どんな存在になる可能性があるのか、わかりやすく解説していく。 【著者紹介】 桃田 健史 ももた・けんじ ジャーナリスト。1962年東京生まれ。欧米諸国、新興国など世界各地で取材活動を行なう。日経BP社、ダイヤモンド社などで自動車産業、自動車技術についての連載。日本テレビ等で自動車関連番組の解説も担当。著書に「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)、「アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日」(洋泉社)。 未来型乗り物「超小型モビリティ」で街が変わる−−目次 宅配、観光、通勤…活躍は始まっている はじめに……6 第1章 全国各地での様々な試み……9 超小型モビリティとは何か?……10 超小型モビリティのベンチマーク、日産「ニューモビリティコンセプト」……9 トヨタ「i−ROAD」という飛び道具……30 「ゼロ出発」のホンダ、ベース基地は熊本……46 熊本県の知られざる電動カート&次世代車″普及大計画……60 超小型モビリティへの架け橋「くまモンパル」誕生の舞台裏……69 欧州市場をターゲットに。ヤマハの小型EV「MOTIV」……82 新たなる可能性を求めて参入する、多種多様なベンチャー企業……85 あの「コーワ」が開発した超小型モビリティ「コボットθ」に試乗……86 「ミニカー」の先駆者、「光岡」と「タケオカ」……94 座り乗り、中腰乗り、立ち乗りへ可変する「STAVi」……98 レースから環境、そして未来型移動体へ……100 第2章 ライフスタイルとしての超小型モビリティ……103 住宅地、子ども、ロボット。「人とクルマ」で新たな試みが次々と登場……104 東急電鉄「ニュータウンのオールド化」解決に「スローモビリティ」を採用……105 超小型モビリティの隠れた可能性。大人を乗せて「子どもが運転するクルマ」……122 モビリティロボットも超小型モビリティの仲間……137 科学技術の街、ロボットの街「つくば」……138 日本がモビリティロボットをリードする方法……144 カーシェアならぬ、世界初の「モビリティロボット・シェアリング」……147 モビリティロボット市場への高いハードル……149 最大の課題は、アメリカの動きが読めないこと……151 アメリカと日本のお株を奪う中国版「モビリティロボット」たち……153 第3章「ミニカー」「EV」と超小型モビリティの関係……157 「原付」と「ミニカー」と超小型モビリティの関係……158 「コムス」誕生から超小型モビリティまでの道のり……160 電動車が増える最大の理由は、世界各地域での環境基準への対応……170 電動化の正常進化……172 第4章 超小型モビリティ誕生秘話……175 原点は、戦後に日本と欧州に存在した超小型車か?……176 これが「具体的な最初の一歩」。だが時代に合わず自然消減……180 COP15を機に基本構想の準備へ……182 超小型モビリティ構想の原型はこれだ……184 「ボトルネック」に見る、自動車産業の実態……185 「高齢者にやさしい自動車」は「超小型モビリティ」の原型なのか?……189 大きなハードルを越えた「元町・山手実証」の意義……197 ガイドラインの発表が事実上のGOサイン……198 「1〜2人程度」とは何か?……199 自己責任が問われる、衝突安全に対する解釈……201 予期せぬ、「成長戦略」への参加……202 第5章 海外の超小型モビリティ……207 LEVという超小型モビリティ……208 【中国】保有台数2億台突破か? 中国で電動バイクが売れる理由……209 【韓国】期待されたが事業解散。韓国の超小型モビリティ「CT&T」……225 【フィリピン】新興国EV小型タクシーの需要を狙う、テラ・モーターズ……231 【タイ】「洪水でも大丈夫」? ベンチャーFOMMはタイ生産を模索……237 第6章 超小型モビリティへの課題と期待……241 「90代の現役ドライバーも珍しくない」中山間地域への対応……242 まずは、普及しやすい「小口配送」と「島」で成功事例をつくる……251 「ライバルは軽」からの脱却で、インテグレーション事業化……254 「高齢ドライバー」に対する誤解を解くべし……258 古きよき「スローモビリティ」社会で感じる、超小型モビリティの必要性……267 日本では意識が希薄な「自己責任」への対応……271 「機能美」と「クールジャパン」の両立……273 「目指せペンギン」からのリバーストレンドが超小型モビリティを後押し……277 夢のある未来を描くべき……280 あとがき……282 |
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