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No.3530 【交通新聞社】KOTSUライブラリ010 時代を駆けた名列車
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2015-02-09 18:46:07
                              株式会社交通新聞社

            時代を駆けた名列車

   記憶に残る名列車はありますか?
   「富士」から「カシオペア」まで鉄路を彩った列車を編成表とともに解説


タイトル: 時代を駆けた名列車 KOTSUライブラリ010
著  者: 佐藤正樹
発 売 日: 2015年1月21日
定  価: 本体1,800円(税込8% 1,944円)
体  裁: 四六判
図書符号: ISBN 978-4-330-53515-9
発 売 元: 交通新聞社


【内 容】
明治45年、国鉄に初めて「特別急行」という種別の列車が運転を開始してから102年余り、現在のJRに至るまで数え切れないほどの優等列車が誕生した。
昭和初期に登場した愛称名付きの特急「富士」「桜」「燕」、動力近代化黎明期に登場した「こだま」「はつかり」、効率化、高速化進展時代の「月光」「しなの」、最後の国鉄型電車特急「踊り子」そして、JR移行後に登場した新しいスタイルの「北斗星」など、時代ごとにエポックメイキング的な存在となった列車を時系列に沿って紹介。写真と編成表で日本の「名列車」の歴史を概観していく。

【著者紹介】
佐藤 正樹(さとうまさき)
1960年北海道札幌市生まれ。「鉄道ダイヤ情報」編集部を経て1996年郷里の札幌へ戻りフリーに。鉄道趣味や旅関連のライターとして、「鉄道ダイヤ情報」(交通新聞社)、「旅の手帖」(交通新聞社)、「週刊鉄道データファイル」(ディアゴスティーニ・ジャパン)などの雑誌媒体を中心に執筆。2014年よりキハユニ工房代表。写真ブログ「札幌のスナップ(http://kihayuni.cocolog-nifty.com/sapporo_snap/)を公開中。近著に『「座る」鉄道のサービス』(交通新聞社)がある。

「はじめに」より
 ひと口に「名列車」と言っても、その定義は人によってさまざまだと思うが、本書では車両面や地域性を考慮して、歴史的に初″となるような列車を中心に選んでみた。
 対象は準急以上の優等列車としたが、蒸気機関車の廃止や復活に関連するものは、普通列車も対象とした。紹介しているほとんどの列車が過去帳入り″しているので、編成を中心に、その消長をできるだけ細かく迫ってみた。
 そのため、各節では、運用に大きな変更があった時点の編成やそのときのダイヤ(始終着時刻のみ)を収録した表を随所に入れている(なお、時刻欄の「ヨ」の表記は翌日を意味する)。また、編成に関しては、運転初日や最終日のものを把握できる限り掲載した。国鉄末期になると、同一形式でも複雑な番代区分を持つ車両が登場しているので、その点も配慮している。
[中略]
 このほか、巻末には、紹介した列車と時代の相関関係がわかるように年表を掲載したので、時代背景の理解の一助としていただきたい。


第一章 客車全盛時代
    〜明治の特急誕生期から戦後の復興までを支えた名列車〜

第二章 電車・気動車発展期
    〜動力近代化を後押しした名列車〜

第三章 高度成長期
    〜高速化、効率化を象徴する名列車〜

第四章 国鉄末期
    〜時代の大転換に登場した名列車〜

第五章 JR時代
    〜新時代に生まれた個性豊かな名列車〜
撮影日:
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キャプション:
画像サイズ: 301×438(原寸表示)