ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2015-04-27 18:38:19 |
株式会社交通新聞社
【交通新聞社新書 新刊のご紹介】 小さなアクションが守る大きな遺産 「鉄道文化財は、すべてが最初から歴史的価値を見出されていたものばかりではない。なかには歴史的価値を否定され、廃棄物として処分されかけた車両や施設などもある。しかし、そのような状況から市民の手で救い出され、磨き上げられたとき、それは一転して鉄道文化財としての輝きを放つようになった。ゴミとして山のように積まれていた国鉄コンテナが、1個3000円で買い取られ、のちに「鉄道博物館」に展示された話など、小さなアクションが大きな鉄道文化財を残すことにつながった、日本および海外の事例とその裏舞台を、人間ドラマを交えながら紹介する。 書 名: 交通新聞社新書079 よみがえる鉄道文化財 著 者: 笹田 昌宏(ささだ まさひろ) 発 売 日: 2015年4月15日 判 型: 新書判 価 格: 本体800円+税(8%税込864円) ISBN: 978-4-330-56115-8 発 売 元: 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/ 【章構成】 第1部 鉄道文化財が直面する“厳しい現実” 序 章 頑強そうに見えて、色々な意味で脆い鉄道文化財 第1章 鉄道文化財を処分することは簡単なのか 第2章 保存から一転、廃棄物として消えた車両たち 第3章 鉄道文化財の命運は、社会情勢がカギを握る 第2部 鉄道文化財を掘り起こす! 第1章 すべては時間との勝負 第2章 掘り起こせ、鉄道文化財! 第3章 鉄道文化財の掘り起こし、海外の現場を見る 第4章 鉄道文化財の掘り起こし、これからを見つめる 【著者紹介】笹田 昌宏(ささだ まさひろ) 1971年生まれ。医師、作家。第10回旅のノンフィクション大賞受賞。著書に「全国トロッコ列車」〔岸由一郎共著〕、「英国保存鉄道」「『ボロ貨車』博物館 出発進行!」「あの電車を救え! 親友・岸由一郎とともに」(いずれもJTBパブリッシング)、「ダルマ駅へ行こう!」(小学館)、「学ぼう 遊ぼう おやこ鉄っ!」「フツーじゃない! 普通列車こだわり旅」「廃駅。」「国鉄&JR保存車大全」(イカロス出版)、「『パパ鉄』バイブル〜大満足の全国鉄道スポット55」(講談社)がある。鉄道文化財を市民の立場から守るボランティア団体・ふるさと鉄道保存協会の副理事長を務め、各地に講演や支援に出向いている。 |
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