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No.3700 【阪神】阪神コンテンツリンク Billboard Japan Hot 100 に「CHART insight」も新たにスタート
ほりうち(ccbu8181) 2015-05-31 18:28:25
2015年5月29日
株式会社阪神コンテンツリンク


              PRESS RELEASE


 国内唯一の複合チャート、Billboard Japan Hot 100 に新たにYouTube の再生回数を合算
       チャートを解析できる「CHART insight」も新たにスタート


 日本におけるビルボード・ブランドのマスター・ライセンスを保有する株式会社阪神コンテンツリンク(本社:大阪市 代表取締役社長:百北幸司)は、この度、国内唯一の総合楽曲チャートである「Billboard Japan Hot 100」にYouTubeの再生回数および歌詞表示サービス「プチリリ」による歌詞表示回数から推定するストリーミング数を新たに加え、6月3日より提供を開始致します。

 Billboard JAPAN Hot 100は、米Billboardのノウハウを活かし異なる指標を合算した複合チャートとして2008年より提供を開始。現在まで、サウンドスキャンジャパンによるリアルストア・Eコマース約3900店舗におけるパッケージ実売データをもとにした全国推定売上枚数、ニールセンが提供するダウンロード回数、プランテックの提供する全国主要エリアAM/FM32局のラジオ放送回数、PCでCDを読み込んだ際にグレースノート・メディアデータベースにアクセスするLook Up回数、NTTデータの提供する楽曲とアーティスト名のツイート数の5指標によりJAPAN Hot 100を制作していました。

 そして変わり続けるマーケット動向を見守る中、第一にYouTubeを通じて音楽と接触する機会は見逃すことができないと捉え、この度合算に至りました。集計方法は、ニールセンを通じて国際標準コードであるISRCの登録された動画の再生回数のみを抽出し、国内における再生回数をカウントします。これによりYouTubeにアップされているオフィシャル動画や、権利者のオリジナル音源を含むユーザー動画の再生回数もチャートを構成する指標に加わります。さらに今後のマーケットの拡大を見越して、ストリーミング数も合算、これはシンクパワーが運営する歌詞表示サービス「プチリリ」による歌詞表示回数を通じて国内のストリーミング数を推定します。

 さらに、これまでアルバムチャートはパッケージセールスのみで制作していましたが、パッケージに紐づくダウンロード数と、グレースノートによるアルバム盤のデータベースアクセス数の2指標を加え、国内唯一の総合アルバムチャートの提供も開始致します。

 そして、これらの複数のデータの関連性を示すため、チャート解析サービス「CHART insight」をフリーミアムで開始致します。利用料金はいずれも税別で、CHART insight pro(個人会員)は月額300円、CHART insight biz(法人会員)は月額20万円とし、新サービスをより多くの方に知っていただくためCHART insight proに関しては2015年7月末まで無料で利用することができます。なお、1〜20位までの順位など、一部のサービスはその後も無料で利用することができます。昨年12月のデモ公開では広く注目を集め、公開後25万人を超えるユーザーがサービスを体験しました。ヒット曲が、どのように生まれ、どのように世の中に浸透していくのかが一目で分かり、曲ごとの比較もできる新サービスです。6月3日にPC版の提供を開始、6月下旬にスマートフォン版の提供を開始する予定です。

 弊社は今後も、時代に応じたチャートの構築を目指しながら、この度リニューアルしたチャートおよびデータ解析情報を、マスメディア、レコード会社、音楽出版社など関係各社へ提供するとともに、ビルボードジャパンミュージックアワードやビルボードジャパンサイト、ビルボードライブなどの複合的ブランディングを通じ、世界で最も有名な音楽メディアであるビルボードとの密接な関係をもとに、国内外の音楽産業・文化の発展に向け寄与して参ります。


以上