NEWS RELEASE：全般 ３
| ほりうち(ccbu8181) 2015-12-04 13:46:29 |
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旅のヒント 高速列車、夜行列車、景観列車（シーニックトレイン）や登山列車など、ヨーロッパにはさまざまなタイプの列車が縦横無尽に走り、観光客はもちろん、地元の人々にとっても大変身近な交通手段となっています。便利さだけでなく、車窓を流れる風景や地元の人々とのふれあい、列車での国境越えという体験など、鉄道旅行の魅力は尽きません。このコーナーでは、テーマを決めて鉄道を楽しむ旅のモデルコースとともに、駅構内や列車内でのサービスや設備などについてご紹介いたします。 北欧主要2都市とスウェーデン南部を鉄道巡る旅 コペンハーゲンからストックホルムへ デンマーク・コペンハーゲンからスウェーデン・ストックホルムへ列車で巡ります。途中、スウェーデン南部のスモーランド地方のガラス工房を訪ね、古都ルンドとカルマルを散策します。今回は、2016年の新商品であるユーレイルスカンジナビアパスを使います。＜画像＝コペンハーゲン中央駅に停車中のX2000（(C)SJ_AB）＞。 旅程(1)： 1日目 日本からヨーロッパの都市を経由するなどしてコペンハーゲンへ。着後、ホテルへ。 コペンハーゲン泊 2日目 コペンハーゲン市内散策。 コペンハーゲン泊 3日目 朝食後、コペンハーゲン中央駅からX2000でスウェーデンのルンドへ（所要約48分）。着後、市内散策。夕方、ルンドからオーレスンドトレインでカルマル中央駅へ（約2時間58分）。 カルマル泊 4日目 朝食後、カルマル中央駅からオーレスンドトレインでニーブロ駅へ（約16分）。プーケベリとニーブロのガラス工房を見学。またはカルマル市内散策。 カルマル泊 5日目 朝食後、カルマル中央駅からストックホルム中央駅へ（約4時間48分）。着後、ストックホルム市内散策。 カルマル泊 6日目 終日、ストックホルム市内散策。 ストックホルム泊 7日目 ストックホルム・アーランダ空港から、ヨーロッパの都市を経由して日本へ。 旅のポイント: コペンハーゲンからX2000でスウェーデンのルンドへ デンマーク・コペンハーゲンのカストラップ空港に到着したら、空港に直結した鉄道駅から列車に乗ってコペンハーゲン中央駅へ。わずか15分程度で到着です。コペンハーゲンでは、デンマーク・デザインセンターや王立博物館を見学し、運河沿いの倉庫ガメル・ドックを改築したデンマーク建築センターへ。さらに、デンマーク工芸博物館では、デンマークデザインの変遷やアーネ・ヤコブセンらの作品を堪能できます。併設するカフェで一息いれたら、コペンハーゲンの有名な観光地カステレット周辺を散策して人魚姫の像を見に行きましょう。建築に興味があれば、世界的に有名なデンマーク出身の建築家で、インテリア・デザイナーでもあったアーネ・ヤコブセンが手がけたデンマーク国立銀行やSASロイヤルホテルは必見です。 コペンハーゲン中央駅からスウェーデン鉄道（SJ）の高速列車X2000に乗って約48分の古都ルンドへ。ルンド駅周辺には見所が集中しています。中でもルンド大聖堂は必見。大聖堂の東側の旧市街には中世以来の建物が残され、散策が楽しめます。旧市街とルンド大聖堂の近くには民族野外博物館クルトゥーレンがあります。17〜19世紀の農家や工房、教会などが移築され、ルンドの文化や歴史を紹介しています。 夕方には、カルマルへ移動。ルンド中央駅からオーレスンドトレインに乗って約2時間58分でカルマル中央駅に到着です。 ユーレイルパスで私鉄オーレスンドトレインに乗車 4日目は、プーケベリやニーブロといったガラス工房を見学します。カルマル中央駅からオーレスンドトレインに乗って約15分でニーブロ駅に到着。駅の北側にあるのがニーブロガラスの工房で、徒歩約15分でアクセスできます。また、駅の南側にある老舗ガラス工房プーケベリへは徒歩20〜25分でアクセス可能。プーケベリの工房では吹きガラスの実演を見学したり、併設するショップでショッピングも。ニーブロ工房にもショップが併設されていて、ガラス製品のほか、雑貨なども販売しています。夏の間のみですが、ガラス工房では、ヒットシルの夕べが行われます。ヒットシルとはバンドなどによる音楽を楽しみながら夕食をとり、吹きガラスの実演、あるいは体験などができるというもの。もともとはガラス職人が仕事の後、ガラス作りに用いた炉の火で魚を焼き、酒を飲みつつ仲間たちと過ごしたことに由来しているそう。夏にこの地方を訪れるなら、ぜひ参加してみたはいかがでしょう。各工房によってスタートする時間や内容、スケジュールも異なりますので、事前にご確認ください。 カルマルは城壁と堀に囲まれた町で、城壁の外にカルマル駅があります。同じく城壁外の小さな島にあるカルマル城は必見。この地方出身の画家の作品を中心に展示するカルマル美術館や城壁内の散策もおすすめです。 とりわけ4〜9月にかけてカルマルを訪れる場合、カルマルからバスに乗って海峡を渡りエーランド島へ行くのもいいかもしれません。島の南半分が世界遺産に登録される農業景観はとてもユニーク。ヴァイキングの集落遺跡や400もの風車が残されています。大きな見所のひとつボリーホルムの城跡は10月から3月までは休館ですが、12月5日と6日はクリスマスマーケットが開かれます。 高速列車X2000でストックホルムへ カルマル中央駅からはスウェーデン鉄道のIC（インターシティ）またはオーレスンドトレインでアルヴェスタまで行き、高速列車X2000に乗り換えて、ストックホルム中央駅まではトータルで約4時間48分かかります。ストックホルムには、北欧デザインの雑貨や食器、インテリアなどの店が並び、相変わらずの人気を博しています。弊社公式ウェブサイトでは、ストックホルムのおすすめ観光スポット情報、マップ、主要鉄道駅情報を提供しています。ストックホルム中央駅は、バスや地下鉄といった公共交通機関のハブになっており、駅構内には警察署や両替所、ロッカー、ショップやレストラン、カフェ、ネット設備を完備します。ストックホルム市街地とストックホルム・アーランダ空港を結ぶアーランダ・エクスプレスは、ストックホルム中央駅の北側から発着します。 ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。 ここで明記している乗車時間や乗換駅は、季節や曜日、発車時刻などによって異なる場合があります。乗車される際は実際に時刻表でご確認ください。 鉄道パス＆チケット ・ユーレイルスカンジナビアパス3日間／1カ月有効（1等）：X2000（コペンハーゲン中央駅⇒ルンド駅＜3日目＞）、オーレスンドトレイン（ルンド駅⇒カルマル中央駅＜3日目＞）、オーレスンドトレイン（カルマル中央駅⇔ニーブロ駅＜4日目＞）、IC＆X2000またはオーレスンドトレイン＆X2000（カルマル中央駅⇒ストックホルム中央駅＜6日目＞） ・ユーレイルスカンジナビアパスは、2016年の新商品です。ユーレイルデンマーク-スウェーデンパスは2015年末でその販売が終了となります。 ・ユーレイルパス所持者は、私鉄オーレスンドトレインにご乗車いただけます。 ・ユーレイルスカンジナビアパスには、大人、子供、ユース、セーバー（2人で同一行程を一緒に旅する場合の割引き）があります。 Tips & インフォメーション ・ここに記載する列車や船、バスなどのスケジュールは時期などによって異なる場合があります。必ず事前にご確認ください。 ・目的駅に到着したら、復路の列車の時刻表を必ず確認してから観光へとお出かけください。不慣れな駅構内では目的とする場所に辿りつくのに多少時間を要することも考えられますので、時間に余裕を持って駅に到着するようにしてください。 ・列車、またはバスにご乗車の際には、時刻表を確認し、遅延なども考えられますので、余裕をもって行動するようにしてください。乗り継ぎの際は、余裕ある乗り継ぎ時間を確保することをおすすめします。 ・デンマーク政府観光局 ⇒ http://www.visitdenmark.com/denmark/tourist-frontpage ・スウェーデン文化観光センター ⇒ http://www.swedenabroad.com/ja-JP/Embassies/Tokyo/7/2/ |
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