ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-06-25 00:38:49 |
株式会社交通新聞社
【交通新聞社新書 新刊のご紹介】 交通新聞社新書111 ここが凄い!日本の鉄道 安全・正確・先進性に見る「世界一」 安全・正確・先進性に見る「世界一」 国土の約3分の2を山岳や丘陵等が占めるなど、起伏に富んだ地形の日本は、決して鉄道敷設に恵まれた国とは言えない。しかし、長年にわたる技術の蓄積と、持ち前の勤勉さで、今日の鉄道王国を築 き上げた。その象徴である新幹線は、世界初の時速200キロ運転を実現し、欧米諸国の鉄道復権をもたらした。高度な安全性、正確無比のダイヤ、そして朝夕のラッシュアワー輸送も、日本の高度な 鉄道システムだからこそなせる『技』でもある。その『凄さ』を世界の鉄道と比べてみると…。世界48の国と地域の鉄道を体験してきた著者が、新幹線開業から半世紀を機に、あらためて日本の鉄道の今を考える。 書 名: 交通新聞社新書111 著 者: 青田 孝 発 売 日: 2017年6月15日(木) 版 型: 新書判 価 格: 本体800円+税(8%税込864円) ISBN: 978-4-330-79417-4 発 売 元: 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/ 【本書の主な内容】 序 章 磨き上げるのは、「旅の思い出」 第一章 半世紀前に払拭した、鉄道斜陽論 第二章 狭軌が生んだ新幹線 第三章 ところ変われば、鉄道も変わる 第四章 路面電車は時代遅れか 終 章 教科書で知る、日本のラッシュアワー [おわりに]より 外国からの観光客が2000万人を突破し、多くの外国人が日本の鉄道を体験しています。きっとこちらが彼の地で戸惑うように、彼ら彼女らは、まったく異なる文化に、そして不便なレールパスに、戸惑いを通り越し、驚きすら感じているのではないでしょうか。 「乗客は日本人が大半なのだから、日本の文化にあった今の鉄道が一番いいのだ」。もちろんこれも正解です。しかし今のままで、遠路はるばる訪れた人々が日本の鉄道の「凄さ」を実感できるのでしょうか? ここは頑なにならずに、フランスが日本の新幹線を徹底的に研究し、世界に冠たるTGVを送りだしたように、日本も諸外国の鉄道、特にサービスを体験し、研究し、いいところを取り入れれば、訪れた人々は驚きに代わり感嘆の声を上げるのでは。そしてその時こそが、日本人が今も「世界一」と思っている鉄道が、国際的にも「世界一」と認められる存在になるのではないでしょうか。 【著者紹介】青田 孝(あおた たかし) 昭和22年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学び、卒業研究として1年間、国鉄鉄道技術研究所に通う。昭和45年毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任し、平成15年退社、フリーランスとして執筆活動を続けている。自称「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として5大陸48の国と地域の鉄道乗車体験を持つ。著書に『蒸気機関車の動態保存』『箱根の山に挑んだ鉄路』『ゼロ戦から夢の超特急』(交通新聞社新書)などがある。 |
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