ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-06-25 00:38:46 |
株式会社交通新聞社
【交通新聞社新書 新刊のご紹介】 交通新聞社新書110 新幹線はなぜあの形なのか 流線形からカモノハシ形まで 高速車両の究極のカタチとは? 戦前のスピード感あふれる流線形車両はデザイン優先だったが、高度成長期に航空技術や空力を考慮して造形された高速鉄道車両、新幹線が登場。以来、新幹線の形は、トンネルやカーブが多い日本特有の環境下で、スピードだけでなくエネルギー効率や乗り心地、騒音削減などの課題に対応しながら進化を続けている。リニアにも言及し、デザインから機能で変化していくようになった高速車両の造形について、図版を豊富に使って紹介する。 書 名: 交通新聞社新書110 著 者: 小島英俊 発 売 日: 2017年6月15日(木) 判 型: 新書判 価 格: 本体800円+税(8%税込864円) ISBN: 978-4-330-79317-7 発 売 元: 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/ 【本書の主な内容】 第1章 流線形の萌芽と隆盛 第2章 戦前の造形と空気力学理論 第3章 湘南電車から新幹線へ 第4章 世界初の高速列車・新幹線 第5章 JR発足後の東海道・山陽ライン 第6章 東京以北にも大進展する新幹線 第7章 最新の新幹線車両 第8章 造形技術の周辺 第9章 リニア新幹線の造形 [はじめに]より 本書のテーマはこのようなN700系やE5系などの最新型の新幹線の造形について、どうしてこうなっているのかを改めて探ることにある。「万事一朝一夕で成らず」との諺の如く、新幹線の造形もじつは空気力学と技術の進歩で綴られた長い歴史の産物であり、その淵源は一世紀以上も遡らなければならない。 【著者紹介】小島 英俊(こじま ひでとし) 東京都出身。東京大学法学部卒業。三菱商事(株)の化学品部門で内外に勤務、のちに(株)セデベ・ジャポン(食品事業)を起業、代表取締役を務めた。近年は鉄道史および日本近代史の分野で執筆中。鉄道史学会会員。著書に、『流線形列車の時代』(NTT出版)、『外貨を稼いだ男たち』(朝日新書)、『鉄道技術の日本史』(中公新書)、『漱石と「資本論」』(祥伝社新書)など。 |
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