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No.4917 【和歌山大】10/28「鉄學」ツアーを日本旅行が販売
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-09-15 18:21:16
鉄學 PRESS RELEASE         鉄學事務局(和歌山大学西川研究室)
                  株式会社日本旅行
                  西日本旅客鉄道株式会社
                          2017年9月12日
       津波避難の心得と風土を学ぶ列車ツアー
   「鉄學(てつがく)−with 紀の国トレイナート編−」を販売します


 「鉄學」は、鉄道に乗り紀伊半島にある歴史・文化・環境・地質・成り立ち・住民の文化を学びながら、いざというときの「列車からの避難方法」を体得し、率先避難者を増やしていくことを目的に生まれたプログラムです。2016年11月のモニターツアーに始まり、津波避難訓練、串本古座高校・防災スクールと回を重ねてきました。今回はきのくに線の列車や駅舎を利用したアートイベント「紀の国トレイナート」と連携し、アートも楽しめるツアーとして販売します。


1 鉄學列車の運行概要
(1)運 行 日 2017年10月28日(土)
(2)運行区間 きのくに線串本駅(11:20発).新宮駅(15:15着)
        ※列車の運行状況により予告なく変更となる場合があります。
(3)編  成 105系2両編成(貸切列車)

2 ツアーの概要
(1)行  程
  串本駅発プランと、特急くろしお号で串本駅までお越しいただく新大阪駅発、和歌山駅発プランをご用意します。

 新大阪(7:33発)、和歌山(8:51発)※くろしお1号⇒串本(11:20発)※鉄學列車に乗車⇒新宮(15:15着)⇒新宮発(15:40発)※くろしお30号⇒串本(16:30発)、和歌山(18:49着)、新大阪(19:50着)

(2)内  容
 鉄學列車にご乗車いただき、紀伊半島東沿岸のジオポイント解説、列車からの飛び降り&非常はしごでの避難、駅舎アートの鑑賞などを体験、お楽しみいただきます。

(3)ツアーの主なポイント
@津波を想定した列車からの飛び降り&非常はしごを使用した避難体験ができます
Aジオスポット/紀の国トレイナート/JRきのくに線の津波対策に関する特別講義があります
 (それぞれ大学の地学研究者、トレイナート実行委員会代表、JR西日本和歌山支社安全推進室の最前線のメンバーが登壇します)
B沿線の資源や鉄道からの避難方法、きのくに線の歴史などをまとめた特製テキストブックがつきます
Cアート作品のある駅に臨時停車して見学します(停車時分がわずかな駅もあります)
D駅間で列車が停車・徐行しますので、きのくに線絶景をゆっくり写真撮影できます
E地元の素材を使った「特製:鉄學ジオ弁当」・デザート「立岩巻」・飲料「柚香ちゃん」をお召し上がりいただけます
F参加者には、列車からの避難方法が記載された特製の「避難体験修了証(限定)」を贈呈します
G参加者には、くろしおのヘッドマークを模した手提げバック(紙製)とくろしおのストラップを贈呈します
H避難体験でアンケートへご協力頂いた皆様には、特製の「鉄學バッチ」を贈呈します

(4)主なスポット(沿線のスポットは合計18か所を予定しています)
@国の名勝や国の天然記念物の指定を受けている「橋杭岩」の傍で停車します(下車はできません)
A紀の国トレイナートの作品駅で臨時停車します(紀伊姫、古座、紀伊田原、下里、太地、湯川、那智)
 ※停車時分がわずかな駅もあります
B海沿いのある地点で緊急停車し、津波を想定した列車からの飛び降り&非常はしごを使用した避難体験があります
C「津波避難誘導降車台」に臨時停車します(車内からの見学です)
D2011年9月に発生した「紀伊半島大水害」で被害を受けたきのくに線の橋脚部分で徐行します
Eきのくに線の前身である「新宮鐡道」の遺構のスポットでも停車・徐行します

3 ツアー販売方法等
(1)発売開始日時 2017年9月12日(火)14時〜
(2)発売箇所   株式会社日本旅行TiS和歌山支店
          TEL:073-436-1388 平日10:00〜18:00
 ※詳しい商品内容につきましては、下記の日本旅行ホームページからご覧いただけます。
  日本旅行TiS和歌山支店 http://ep.nta.co.jp/tiswakayama/

■鉄學について
 「鉄學」は、鉄道に乗り紀伊半島の歴史や文化を学びながら、「列車からの避難方法」を体得する鉄道防災・地域学習列車です。津波被害ゼロを目指して、JR西日本和歌山支社や地域の方々の協力を得て2016年にスタートしました。鉄道乗車中の津波からの避難は全国の沿岸部を走る鉄道会社共通の課題です。津波浸水想定区間が全線の約35%を占めるきのくに線から、率先避難者を増やしていくことで津波被害ゼロを目指す取り組みを全国に広めていきたいと思っています。
 これまでの取り組みなどにつきましては、ホームページもご覧ください。
 http://tetsugaku-train.com/
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
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