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No.4870 【東御市】9/1-11/27 周遊バス「信州とうみ号」運行
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-08-08 22:31:13
                             2017年08月08日
                             東御市商工観光課

       葡萄とワイナリー
       東御の胡桃『シナノグルミ』の街をまるごと
          まるっと「信州とうみ号」誕生
  首都圏から近くて、美味しい東御市を巡る周遊バスのテスト運行を実施

        運行期間:9月1日(金)〜11月27日(月)まで

東御市商工観光課、2017年9月1日(金)〜2017年11月27日(月)の期間、「食と観光の融合による観光地魅力創造事業」地方創生推進交付金を活用した「観光二次交通社会実験事業」として、市内の魅力スポット9か所を巡回するバス『まるっと信州とうみ号』のテスト運行を実施いたします。

■長野県東部に位置する東御市について
年間平均降水量が900〜1,000mm。晴天率は実に90%という恵まれた気候と、水はけの良い土壌からなる傾斜地でさまざまな農作物が豊かに育まれています。例えば、生産量日本一を誇る胡桃(シナノグルミ)と、葡萄(巨峰)の生産地として知られ、近年は信州ワイン産地「千曲川ワインバレー」の中核としても注目を集めています(胡桃の成分リノレン酸“オメガ3”の含有量は、ナッツ界ではNo.1です)。

・電車利用の場合 東京駅=田中駅 北陸新幹線・しなの鉄道で約90分
・車の場合  練馬I.C〜東御湯の丸まで約180分

■ワインシティ 東御市のはじまり
1991年、東御市の魅力に魅せられた画家でエッセイストの玉村豊男氏(※)が、ワイン用ぶどうの栽培に適しているとして約500本の苗木を植えたことから、この地のナガノワイン産地としてのストーリーが始まります。標高850m、当時は「ワイン用ぶどうなんかできるわけがない」と言われたそう。しかし、数年後にはこれらの苗木から約14本のワインが出来上がりました。荒廃した桑畑に転がる大きな石や木の根っこを一つ一つ取り除きながら開墾し、少しずつヴィンヤードを広げていく。東御市に降り注ぐやわらかな陽ざしと山々から吹き下ろす冷涼な風が、過酷な作業の疲れを拭い取っていく。
いつしか東御市には全国からワイン用ぶどうの生産者が次々と集まり、2015年には新規就農者の受け皿としての役割を担う「アルカンヴィーニュ」も誕生しました。
2019年には約30haの荒廃農地をワイン用ぶどう畑にする事業も計画されています。

(※)玉村豊男氏
エッセイスト・画家
1991年より同市で初めてワインの生産を開始

■まるっと信州とうみ号について
市内の魅力スポット9か所を1日4便のバスが巡回します。観光・体験したい目的に合わせて利用することも可能。おすすめのモデルコースも設定しておりますので安心してご利用いただけます。

<歴史散策・散歩>
北国街道 海野宿
海野宿は「日本の道100選」に選ばれている北国街道の宿場町。江戸時代の本陣や旅籠、明治時代の養蚕に用いられた古い街並みが残る重要伝統的建造物群保存地区でもあります。昨年の大河ドラマで一躍脚光を浴びた真田家の氏神として祀られた白鳥神社をはじめ、資料館やお土産処、信州蕎麦の飲食店、宿泊施設もあります。

<ワイナリー>
東御市の気候と土壌は、巨峰をはじめブドウ栽培に適した土地です。そのためワイン用ブドウに関しても高品質なブドウの栽培が可能で市内には5つのワイナリーがあります。東御市内のワイナリーの中には、2016年伊勢志摩サミットの晩餐会に選定された実績を持つワインもあり、東御特有の風土が育んだ上質なワインは世界水準といえます。

<収穫体験>
ブドウの栽培に適した東御市は、巨峰やシャインマスカットの産地としても有名です。市街を一望できる丘の上にある観光農園では、自身の手で収穫体験が出来ます。新鮮さを1番大切にし、不必要な農薬は一切使用しない、安心・安全なおいしいブドウを味わえます。

<お土産>
お土産は道の駅「雷電くるみの里」。生産量日本一の東御市では、くるみのお土産が盛りだくさんです。国産高級くるみとして評判の「シナノグルミ」やくるみを使用した加工品が多数あります。天下無双と呼ばれた力士・雷電為右衛門の生誕の地ということで雷電に関するお土産も多く取り揃えています。

<温泉>
遠く八ヶ岳や美ヶ原、北アルプスの山々と、東御・上田市街、千曲川を眼下に望む丘の上の日帰り温泉「湯楽里館」。しなの鉄道田中駅前には、温泉健康づくり施設「ゆうふるtanaka」。
雄大な浅間山をバックに四季の田園風景が広がる「芸術むら公園」には、温泉宿泊施設「アートヴィレッジ明神館」もあり、食事は信州サーモンやジビエといった信州の食材がたっぷり。市産ワインも味わえます。


■テスト運行 概要
市内に点在するワイナリーや観光名所をバスで巡回します。1日2,000円で何回でも乗車可能。チケットにはお得な特典付。運転の心配なくワイナリー巡りをお楽しみいただけます。

運行期間   :9月1日(金)、9月2日(土)〜11月27(月)までの土・日・月
乗車協力金  :¥2,000(チケット代)どの停留所で乗降しても1日間有効
        ※市内宿泊の場合は、2日目も有効(月曜日が当日の場合は除く)
乗車券購入場所:田中駅内観光情報ステーションまたは乗車時に購入

<一般の方からの問い合わせ先>
東御市観光協会
〒389-0516 長野県東御市田中279(しなの鉄道 田中駅)
TEL:0268-62-7701


モデルコース

◆コース1(日帰り)

 9:20 田中駅 乗車
 9:28 海野宿 下車
      海野宿の街並み散策、白鳥神社参拝、軽食・ショッピング、資料館見学など
10:53 海野宿 乗車
11:35 リュードヴァン(ワイナリー) 下車
      ヴィンヤードを散策(ヴィンヤードマップあり)。眺めのいいヴィンヤードの一角に設けられたウッドデッキでランチとワイン。ワインと雑貨のショッピング。(昼食のランチボックス予約も可能)
13:10 リュードヴァン 乗車
13:42 田中駅 下車
      田中駅観光情報ステーション、
      ゆうふるtanaka(温泉入浴、買い物、軽食)、
      田中商店街(御菓子処花岡のくるみ菓子)

◆コース2(宿泊〔明神館〕)
 8:44 東京出発 新幹線で上田駅 上田駅からしなの鉄道で田中駅へ。
10:36 田中駅着
      田中駅観光情報ステーションで観光情報等入手。
10:45 田中駅 乗車 
11:20 ヴィラデストワイナリー 下車
      ヴィンヤードやガーデン散策し併設のカフェでランチタイム。玉村豊男氏のグッズやワインのショッピング。ワイナリー見学。ワイン試飲。
      (ランチコースは要事前予約)
12:55 ヴィラデストワイナリー 乗車
13:26 道の駅雷電くるみの里 下車
      雷電資料館、雷電ゆかりの地巡回コース散策(約2.1km)、雷電焼きプレゼント、飲食、土産購入、
15:30 道の駅雷電くるみの里 乗車
16:01 芸術むら公園・明神館 下車
      明神館をあらかじめ予約。温泉、食事、東御市産ワイン・地ビール。
      芸術むら公園散策、乗車券にサインをもらえば、翌日も乗車可能
      (翌日9:05田中駅へ)