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No.5018 【交通新聞社新書115】新幹線ネットワークはこうつくられた
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2017-11-02 01:26:57
株式会社交通新聞社

            【交通新聞社新書 新刊のご紹介】

交通新聞社新書115
新幹線ネットワークはこうつくられた
技術の進化と現場力で築いた3000キロ


迫真の新幹線建設史
現在、新幹線の総延長は、ミニ新幹線として開業した山形・秋田新幹線を合わせ、3,282営業キロ。高速・安定・大量輸送を可能にした新幹線ネットワークとして機能しています。本書は、東海道新幹線から始まる新幹線ネットワークがどのように広がり、新幹線が走るルート決定に至る過程で技術的にどういう検討がなされ、新幹線が走る線区の工事でどんな困難があったかを描きます。新幹線建設のリアルな歴史と、そこで培われてきた技術の進歩を、新幹線鉄道の開発と建設に直接携わってきた著者が、わかりやすく紹介。


書  名: 交通新聞社新書115
作  者: 高松 良晴
発 売 日: 2017年10月16日(月)
版  型: 新書判
価  格: 本体800円+税(8%税込864円)
ISBN: 978-4-330-82917-3
発 売 元: 交通新聞社 http://www.kotsu.co.jp/

「はじめに」より
 新幹線ネットワークの始まりから50余年を過ぎた今、路線ごとの経緯を、巻末記載の参考文献のページを繰り、経済状況、技術革新、政策展開などの時代背景、及び、筆者自身の体験を思い返し、書き綴った。本書は、新幹線の成功物語ではない。歴史は勝者のものだけではない。立場の違う者どうしが対立しながらも、国や地域の将来を想い、お互いに知恵を出し、協議。話し合い、いかにして新幹線ネットワークがっくりあげられたかの物語である。温故知新、お役に立てれば幸いである。

【本書の主な内容】
第1章 東海道新幹線
第2章 山陽新幹線
第3章 東北新幹線
第4章 上越新幹線
第5章 北陸新幹線
第6章 九州新幹線
第7章 北海道新幹線
終 章 新幹線ネットワークのさらなる向上にむけて

【著者紹介】高松 良晴(たかまつ よしはる)
元・日本国有鉄道建設局技師、技術士(建設部門)、土木学会名誉会員。1939年生れ。1962年日本国有鉄道入社、東日本旅客鉄道、日本鉄道建設公団と40年余りにわたり、主として鉄道建設及び改良工事に従事。著書に『もう一つの坂の上の雲 鉄道ルート形成史』(日刊工業新聞社、第37回交通図書賞)、『東京の鉄道ネットワークはこうつくられた』(交通新聞社新書、2015年度日本鉄道施設協会著作賞)がある。
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画像サイズ: 286×461(原寸表示)