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No.5323 (Re:5322) NEWS:ユーレイルパス、パスホルダー料金適用ルール変更他
ほりうち(ccbu8181) 2018-05-03 11:45:41


NEWS

ユーレイルパス、パスホルダー料金適用ルールを変更
 ユーレイルパスを利用したパスホルダー料金の利用ルールが2018年4月1日以降、変更となりました。高速列車や夜行列車に乗る際、鉄道パスを所持していると、お得なパスホルダー料金が適用されます。利用ルールの変更により、2018年4月1日以降に発券されたユーレイルパスを使ってこれら高速列車などに乗車の際、乗車区間の出発地と目的地の両方の国を適用範囲とするユーレイルパスでないと、パスホルダー料金は利用できなくなりました。
 ただし、2018年4月1日以前に発券されたユーレイルパスについては従来通りの利用ルールが適用されます。

     ユーロスターのパスホルダー料金はスペシャルルール適用へ

 一方で、ロンドンとパリやブリュッセル、アムステルダムを結ぶ高速列車ユーロスターについては、ユーレイルパス所持者向けのパスホルダー料金に対してスペシャルルールが適用されます。
 ユーレイルグローバルパス、またはユーレイルセレクトパス3カ国・4カ国所持者で、UK〜フランス線はフランスを適用範囲とし、UK〜ベネルクス線についてはベネルクスをこれらユーレイルパスの適用範囲としていれば、ユーロスター乗車時にお得なパスホルダー料金をご利用いただけます。ただし、ユーレイルパス1カ国あるいはユーレイルセレクトパス2カ国所持者はユーロスターのパスホルダー料金はご利用いただけません。

イタロ、ミラノ〜ヴェネツィア線などにグループ料金設定
 NTV が運行する高速列車イタロは、新たにミラノ〜ヴェネツィア線とトリノ〜ヴェネツィア線で割安なグループ料金を設定しました。これでほぼすべての路線でグループ料金をご利用いただけます。グループ料金は10人以上の場合に適用されますが、MyRailEurope からのオンライン申請でのみ受け付けています。
 高速列車イタロは、ヴェネツィア、フィレンツェ、ミラノ、ローマ、ナポリ、アンコーナなどの人気都市を結ぶ高速列車で、座席はクラブ・エグゼクティブ、プリマ(1等)、コンフォート、スマートの4クラス。グループ料金はプリマ、コンフォート、スマートの3 クラスで提供しています。
 イタロのグループ料金ご利用条件など詳細は、エクストラネットのファクトシート(http://www.raileurope.jp/agent)をご覧ください。または弊社GSAにお問合せください。

STS ラゲージサービス、6月からジュネーブ空港の取り扱い中止
 スイストラベルシステム(STS)が提供するラゲージサービスの内容が4月、6月で大きく変わります。対象となるのは、「フライト ラゲージ(スイス発)」「エクスプレス フライトラゲージ(スイスへ)」「エクスプレス ラゲージ(駅から駅へ)」「エクスプレス・ドア・ツー・ドア・フライトラゲージ(スイスへ)」「ドア・ツー・ドア・フライトラゲージ(スイス発)」です。
 サービスの内容や変更点など詳細は、エクストラネットのファクトシート(http://www.raileurope.jp/agent)をご覧ください。または弊社GSAにお問合せください。

◎フライト ラゲージ(スイス発)
 2018年4月4日以降、スイス国内の鉄道駅で搭乗券を受け取るなどのチェックインサービスが出来なくなりました。チェックイン手続きなしで、スーツケースなどの荷物を鉄道駅から空港まで送るなどのサービスはご利用いただけます。
 また、2018年6月5日以降、ジュネーブ空港利用の際のフライトラゲージサービスの提供は無くなります。

◎エクスプレス フライトラゲージ(スイスへ)
 日本からスイス(チューリヒ空港、またはジュネーブ空港)着便に搭乗の際に利用できる同サービスは、同じく6月5日以降、その対象からジュネーブ空港が外れることとなりました。さらに、10月31日までは、到着日と同日にスーツケースなどの荷物を受け取ることができる鉄道駅が従来よりも少なくなります。11月1日以降、指定の鉄道駅まで同日配送サービスはSTS の商品から削除されます。

・ 2018年10月31日の間に同日に荷物を受け取れる駅は次の通り。
 アローサ、バーゼルSBB、ベルン、ブリーク、クール、ダボス・プラッツ、グリンデルワルト、グスタード、インターラーケン・オスト、クロスターズ、ローザンヌ、ルツェルン、サン・モリッツ、ミューレン、ヴェンゲン、ツェルマット、チューリヒ中央

◎エクスプレスラゲージ(駅から駅へ)
 スイス国内の鉄道駅から鉄道駅へとスーツケースなどの荷物を配送する同サービスは2018年5月1日以降、STS の商品から削除されます。また6月5日以降は、荷物の配送がなされなくなります。

◎エクスプレス・ドア・ツー・ドア・フライトラゲージ(スイスへ)/ドア・ツー・ドア・フライトラゲージ(スイス発)
 2018年6月5日以降、ジュネーブ空港利用のこれら2 つのサービスの提供は無くなります。

ユーロスター、ユース料金と発券方法の変更について
 ロンドンとパリやブリュッセル、アムステルダムを結ぶ高速列車ユーロスターのユース料金は2018年5月2日以降、大人料金と同額になる予定です。今後ユース料金についてはさらなる変更も予想されます。詳細が分かり次第、お知らせします。また、ユーロスターではチケットについて、5月初旬頃までにはPrint@Home(自宅で印刷)のスタイルでの発券に移行される予定です。今後、ユーロスターのチケットを発券する際、全ての乗客の氏名とともに、乗客の生年月日が必要となります。同時に4歳未満の乳幼児が乗車する際も使命が必要となります。

ジャーマンレイルパス、IC バスのルクセンブルクやポーランドを結ぶ新ルートでも有効に
 ドイツで有効なジャーマンレイルパスは、IC バスの特定の路線に乗車の際にも有効ですが、このほど、フランクフルト〜ルクセンブルク線(フランクフルト空港、フランクフルト・ハーン空港/トリア経由)を走るIC バスにも、ジャーマンレイルパスを使って乗車できるようになりました。
 さらに、2018年6月10日からは、ベルリン〜ポーランド・ワルシャワ線(ベルリン・シェ―ネフェルト空港、ポルトガルのポズナンとウッチ経由)でも、ジャーマンレイルパスを使って乗車可能となります。