ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-10-11 23:30:44 |
2018年10月10日
笹 田 昌 宏 国鉄C2形貨車移動機→東京窯業No.2 除幕式と特別公開を実施 去る8月7日にプレスリリースでお知らせ申し上げた国鉄C2形貨車移動機→東京窯業No.2は、10月7日に無事に除幕式と特別公開を実施させて頂きましたことをご報告させて頂きます。 今年4月よりボランティアにより修復が進められていた、岐阜県多治見市の幸兵衛窯作陶館に保存の国鉄 C2形貨車移動機の除幕式と特別公開が、10月7日に行われた。 当日は台風一過の秋晴れのもと、地元自治体関係者や協力者らが出席し、 17年前にこの貨車移動機を東京窯業(現・TYK)から譲り受けて移設保存を続けてきた、窯元「幸兵衛窯」の七代目である加藤幸兵衛さんらによりお披露目があった。 今回の修復では、鉄道愛好家が無償で塗装作業や強化アクリル板を使用した窓の復元、ヘッドライトの修復などを行ったほか、多治見市や東濃信用金庫の助成により屋根と解説板の設置も行われた。除幕式に続いて実施された特別公開では、通常は非公開のキャブ内部やエンジンルーム内部の見学が実施され、ヘッドライトの点灯も行われた。 国鉄C2形貨車移動機は、戦後復興期に貨車入換作業の機械化を目的として、当時の国鉄が省営バスの中古エンジンを再利用して140両を製造したが、現存が確認されているのは本機 1両だけとなっている。 今後については、外観の見学を自由に行うことが可能となっている。 |
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